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2008年5月

2008年5月30日 (金)

カラオケ

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ろりくーさんの名曲「解決!恋の私立探偵」はニコニコ動画で好評を博し、カラオケ版が欲しいという声があったので早速作成してみた。ヴォーカロイドが歌う場合には演奏のタイミングなど多少ルーズでもあまり気にしなくてもいいのだが、普通の人が歌うためにはバックの演奏がカッチリしていたほうが歌いやすいので、ストリングスのピチカートが鳴るタイミングを修正、ギターのカッティングもリズムがちょっと前のめりになるよう差し替えた。
ミクさんの歌うメロディーを聞きながら鍵盤を弾いて主旋律を録音し、最終的には歌メロは消してコーラスの声だけを残す。自分で弾いてみて初めて、すごく複雑なメロディーラインだということがわかった。歌の上下幅は1オクターブ+2度の音域に納められていて、これなら人が歌うときにも歌いやすいだろう。

ニコニコ動画サイトにアップする際データが圧縮されて歪みが目立つようになるので、なるべく音圧を上げないようにした。特に、ドラムのキックとベースギターの音がビリビリした歪み音の原因になっており、元のデータをスピーカーで聴くぶんには迫力があっていいんだけど、圧縮後のことを考えてSonnox Inflatorの設定を控えめに変更。マキシマイザーは非常に便利なプラグインだが、その手軽さゆえに際限なく数値を上げていってしまうので客観的な耳と自制心が必要だ。

今回もっとも時間がかかったのは「謎を解決」と歌う一節の処理。一語ごとに定位を左右に振ったら面白そうだと思ってやってみたら、すごく大変だった。ディレイのオートパンで振るとリズムとのタイミングはきっちり合うのだが一語ずつ振るということはできないので、同じトラックを2つ作成して、それぞれのフェーダーを交互に上げ下げするようオートメーションを手で書いた。画面を強拡大して波形の切れ目を探しながら…アホみたいだが、他にいい方法を思いつかなかったのだ。こういうちょっとした仕掛けで、歌う人に楽しんでもらえたらいいんだけど。

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2008年5月28日 (水)

KORG AW-1

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僕がギターに使っているのはKORGのAW-1というクリップ型のチューナー。本体はきわめてコンパクトかつ軽量で、幅58mm、高さ26mm、厚さ10mmという極小サイズにも関わらず(本体よりも付属クリップのほうがデカイ)、楽器の振動を検出して音名を表示するピエゾモードと、内蔵マイクで音を拾って音名を表示するマイクモードの2通りの使い方が選べる。ギター用というわけではなく汎用チューナーとして開発されたものなので、あらゆる楽器に対応するコルグの大ヒット商品だ。専用樹脂製ケースと2種類の楽器装着用クリップが付属、3VのCR1220リチウム電池1個で駆動する。

AW-1をギターで使う場合、わざわざケーブルを接続する必要がなく、ヘッドにでもクリップでくっつけておけば即座にチューニング可能なのだから便利この上ない。また、エレクトリックギターではチューナーをギターの出力直後に接続する必要があるのだが、チューナーを経由して音楽信号が劣化してしまうのを避けられなかった。AW-1であればそもそも信号経路とは関係ないところでチューニングできるため、何の問題もない。ただ、ニトロセルロース・ラッカー塗装の楽器には付けっぱなしにしないほうがいいだろう。
petersonのバーチャル・ストロボチューナーと比較しても精度は同等だ。AW-1には各種音律設定などは一切なく平均律のみ、基音のピッチを440Hzから上は480Hz、下は410Hzまで1ヘルツ刻みでキャリブレーションする機能がある程度だが、それで困るような事はまずないと言っていい。

AW-1をベースギターで使う場合には、A線まではさほど問題ないものの、E線を含めてそれよりも低いLow-B線となると音名が表示されるまでの時間が長くかかり、それでいて音名を表示している時間は短く、実用的とは言い難い。アップライトベースの場合、ベースギターと比較してサスティーンが短いと言われているが、弦振動のエネルギーはベースギターよりも大きいので容易にチューニングが可能だ。駒にAW-1を装着すると塩梅がいい。

AW-1はシンプルな操作で使えて高精度な、大変優れたチューナーだ。巷で言われるように、ステージが暗転したときでも使えるよう液晶画面にライトを付けて欲しいとは思うが、電池の消耗やトラブルを考えると、このままが製品として一番バランスが良い状態なのだろう。

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2008年5月27日 (火)

ナイロン弦

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僕はいつもナイロン弦のギターを弾いている。ナイロン弦は張ってからチューニングが安定するまでに鉄弦よりも時間がかかるので、あまり頻繁に弦交換はしない。録音する段階に入ってからチューニングが合わない、音が鈍い、と気になってようやく弦交換と相成る次第で、それまではずっと同じ弦を張りっぱなしだ。
ナイロン弦は劣化すると弾力が失われ硬くなってくるので、押弦する左手にかかる負担がかなり大きくなる。理想を言えば一ヶ月に一度は張り替えたいものだが、なかなかそうもいかず、結局は本番前に/録音前に、ということになってしまうのだった。

現在使用している弦はHANNABACHのシルバースペシャル・ミディアムテンション、いわゆる黒ラベルというやつだ。長らくAUGUSTINEの青ラベルを使い続けていたが、去年の初夏に本郷650scを入手したのをきっかけに違う弦を試してみる事にしたのだ。値段はどちらも大差ないのだが、オーガスチンよりもハナバッハのほうが音程が安定しているという評判で、実際に使ってみるとその通りだった。ただ、音色の色気はオーガスチンが優るように感じる。楽器との相性があるので高価な弦が必ずしも最良と言えないのが面白いところで、こればかりは色々なブランドの弦を張って試してみる他に確かめる術がない。
最も無難かつ確実なのはProArteだと思うが、僕はこの弦は使わないし、「取り敢えず」という場合以外で他の人に勧める事もない。理由は、音が好みじゃないから。試してみたい弦は、エクセレンス・セシリア、コンセルティステ、アクィーラ。

ナイロン弦は張り替えた後、だいたい一日待たないとチューニングが安定してこない。ピエール・ベンスーザンは弦をつかんで楽器をビュンビュン振り回すことで安定を早めるんだと何かのインタビューで言っていたが、単なる冗談かもしれない。僕も弦をグイグイ手で引っ張って緩みを取るようにしていたのだが、これはギターの表板にとって大変悪いという話を聞いて、やらなくなった。それ以来ひたすらジャカジャカ弾いて弦を馴染ませるようにしているが、それでも一日経つと2音ぐらいチューニングが落ちる。巻き弦である4〜6弦はほどなく安定してくるけど、プレーンのナイロン弦である1〜3弦はなかなか安定してくれないのだ。
ナイロン弦を安定させる方法にはこれといった決定打がなく、ただただ弾いて、安定するのを待つしかない。また、鉄弦であれば寿命の長いコーティング弦を使うという選択肢もあるけど、ナイロン弦は手汗や錆によって劣化するわけではないので寿命を延ばす手段もない。まぁそのぶん余計な事は考えず、弾く事だけに集中できるとも言える。弦がダメになったら交換、しばらく弾いて馴染ませて、安定してきたら本番。シンプルな繰り返し。

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2008年5月26日 (月)

寝逃げでリセット

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ろりくーさんがニコニコ動画に「恋の女子高生探偵」改メ「解決!恋の私立探偵」PVをアップしてくれたので、アカウントをお持ちの方は是非見てみてください。
こちら→『解決!恋の私立探偵』
※音が歪んでいるのは、僕がミックスの段階で音圧を上げすぎたためなので、完成版ではいろいろ修正する予定。コラボの経過等については、左側のハシラ下方にあるブックマーク「みんぎた!」からどうぞ。

それにしてもニコニコ動画にアップされている初音ミク関連の動画は軽く6000を超えていて、まさに一大ジャンルを形成している。僕も、次々に視聴していくもんだからすっかり寝不足に…遺憾、これはYouTubeよりも危険だ!

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2008年5月23日 (金)

馬車馬大作戦

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速水螺旋人著『速水螺旋人の馬車馬大作戦』を購入。A4の長辺方向を3センチばかり切り落としたサイズのデカイ本だ。月刊Armsマガジンなどに掲載された架空のミリタリー短編漫画、コラム(?)の原稿をかき集めたもので、オビの推薦文にあるとおり、絵はもちろん文字までもがほとんど手書きという労作。たぶん作者には大変だという意識なんてなくて、描いてて単純に楽しいんだろうなと思う。宮崎駿的な丸っこいインチキメカが目白押しなので、そちら方面が好きな人にはたまらんちんな内容だ。
オノ・ナツメ著『リストランテ・パラディーゾ』も良かった。大人の味わい。

今日はこれから那覇Under Currentで演奏します。お近くにお寄りの際は是非、見ていって下さい。

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2008年5月22日 (木)

作詞作曲

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ろりくーさんのお誘いで、初音ミクの歌を僕も1曲作る事になった。作曲は、インストゥルメンタルよりも歌入りの曲のほうが僕にとっては作りやすい。作詞と作曲が同時進行だと更に良し。

リズムはサンバで派手にドカスカやろうと思っていたけど、鼻歌を歌いながら弾いているうちにナイロン弦ギター1本での弾き語りにしたほうがカッコイイかも、と路線変更。ニコニコ動画を覗いていると、テクノやトランス、エレクトロニカ、ヘヴィメタル(アニメタル風味)の楽曲が圧倒的多数を占めているが、それはDTMでやりやすいスタイルだからだろう。しかしDTMの人たちはタイミングがズレたりリズムがヨレたりするのを極端に嫌っているのか、簡単なピアノのパートでさえ打ち込みで演奏していて、個人的にはもうちょっと手弾きの味わいが欲しいなとも思う。

で、大体曲が出来上がったので歌いながらギターを弾いて、歌詞も良い方向が見つかれば適宜修正変更しつつ録音の準備をする。ギターはいつもの本郷650sc。

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2008年5月20日 (火)

解決!JK探偵団

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ろりくーさんとのコラボレーション「恋の女子高生探偵」改メ「解決!JK探偵団」、録音が終わってミックス中。もう1曲の「蛍石」は、ろりくーさんがニコニコ動画に激シブなPVをアップしてくれたのでアカウントをお持ちの方は是非見てみてください。
こちら→『蛍石(ホタルイシ)』
※ベースのタイミングがちょっと遅れて聞こえるので、完成版では弾き直す予定。コラボの経過等については、左側のハシラ下方にあるブックマーク「みんぎた!」からどうぞ。

「JK探偵団」はリズムをスカに決定した時点でホーンをパッパカ鳴らそうと考えていたが、たまたま何の気なしに入れた弦のピチカートが意外や楽曲とのマッチング良好。ピチカートを主体にしてホーンが前に出ないよう当初トランペットだったのをフリューゲルホーンに変更したら、スカというよりもなにやら奇妙にフレンチなムードが横溢。

ストリングスはProTools LE付属のシンセXpand。ホーンセクションはあれこれ試聴した結果、一番下品な音=僕好みのサウンドが出るBig Fish AudioのFirst Call Hornsを導入した。Kontaktプレイヤーがプロツールズと相性が良くないという話をよく聞いたのだが、実際使ってみると何ら問題はなかった。以前のバージョンから改良されたのかもしれない。
ホーンは不安定要素の多い楽器なので、MIDI鍵盤で再現するには無理がある。それらしく聞かせるコツは、連打を避ける、4度または5度のハーモニーを基調とする、使う管の数をあらかじめ決めておくこと。1本の管につき1トラック録音して、それぞれ音色や音質、ピッチを微妙に変えたりすると更に良し。実際に管楽器奏者が吹くところを見ていると、彼らは唇のコンディションに細心の注意を払っていたり、ここぞというところでビシッと決められるよう体力を温存していたり、曲の後半になって疲れてくるとアタック音がうまく出なくなったり等々いろいろあるわけだが、これらの要素を自分が鍵盤で弾くときにも反映させれば、よりリアルな演奏に近づけるだろう。

初音ミクさんの声は、MP3でやり取りしているせいかもしれないけど、中低域が全然ない。ろりくーさんからもらったデータだと高域がキツ過ぎたのでEQで中域を持ち上げて声の厚みを出そうとしたところ、いくらブーストしても音が変わらない。さすがヴォーカロイド!と感心するところなのかよくわからんけど、さしあたりディエッサーをかけて尖って聞こえる音域を丸めた。
あとはフェーダーのオートメーションを使い、時間軸に沿ってホーン、ヴォーカル、ギターなどのバランスをとる。もうすぐ完成だ。

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2008年5月19日 (月)

Rescue

過日発生した中国四川大地震の現場に5/16、海外の救援隊としては初めて日本のレスキュー部隊が入り、救助活動を展開。時を待たずして中国国内ネットのBBSには日本人に感謝する発言が大量に書き込まれていると報道された。日本人なんか来るな、帰れ!と言われるかと思っていたので正直驚いたが、まだまだ世の中捨てたもんじゃない。
かつて日本がおっぱじめた戦争は間違いだったが、その後の中国圏での反日教育もまた間違いなのだ。戦争で被った怒りと恨みを決して忘れない彼らはまた、今回の救助活動を行う日本人の姿も決して忘れないだろう。

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2008年5月15日 (木)

ネック調整

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Alleva-Coppolo LG5のネックがやや順反りしてきたので、トラスロッドを締めて修正した。ネックを外すのはコワイので、ボディに設けられているロッドの調整口から手製の工具を差し込んで時計回りに回す。1/4回転ずつ回して指板にアルミ定規を当ててネックの状態を確認、3/4回転まわしたところで、弦を弾いた時の感触がかなり緩いと思ったので、それ以上回すのはやめた。ネックは完全にストレートにはなっていないが、もしかしたら数日のうちに逆反り方向へネックが動くかもしれないから、深追いはしないでおこう。

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2008年5月14日 (水)

Doujin

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ろりくーさんとのコラボレーション、続く。今回、初音ミクのCDを制作する企画を立ち上げたのは、僕が4年ほど前に一緒に本を作ったりしていたQesさんだった。僕は音楽活動が忙しくなったため絵や漫画を描く時間がなくなりそちら方面での活動を停止、ほぼネット上だけでの顔合わせだったこともありその後次第に疎遠になっていった。
彼の仕切りであれば仕上がりの品質に間違いはないだろう。編集能力に長けており確固たる意志もある。ろりくーさんがニコニコ動画のほうにサンプルを上げてくれるということだから、宣伝/告知も大丈夫そう。あとは良いものを作るべく注力するのみだ。

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2008年5月13日 (火)

化けもの

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リトル・フィートの2枚組のCDを買ったら、2枚目のディスクが入ってなかった。送り返して正常品と交換してもらわなくては。海外盤にはこんなこともあるんだなとちょっと驚いた。デヴィッド・リンドレーのCDも一カ所派手な音飛びがあるけど、あまり違和感無く聴けてしまうこともあって、こちらは交換するかどうか迷い中。

デヴィッド・リンドレーのアルバム『El Rayo-X』は1981年からこの世に存在していたというのに、僕は今の今まで聴いたことがなかった…なんたるうかつ賢二!思うに、リンドレーおじさんはその風貌とアルバムタイトルでかなり損をしているのではないだろうか?艶のある伸びやかな声、ポップな楽曲、抜群の演奏力、どれをとっても超一級だ。

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2008年5月12日 (月)

Under Current

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那覇の久茂地にあるアンダーカレントというライヴバーで今週末からベースを弾くことになったので、昨日の夕方、その打ち合わせに行ってきた。お店の前にある三角公園でギターの上原氏と待ち合わせたがお互い顔を知らないので、あっ絶対この人だな、カタギには見えん!と思った男とすれ違った直後ケータイが鳴って、振り返るとやっぱりその人が上原氏だった。なんだよーサイトの写真とカオ違うじゃん…。
お店は日曜定休なので中には誰もいない。アンプとPAの電源を入れて、上原氏がGodinのナイロン弦ギターを弾き始める。それに軽く音を合わせる感じでおっかなびっくりAlleva-CoppoloのLG5を僕が弾く。次々に譜面を渡されつつ6時半頃から演奏と進行のチェックを続け、気がつくと11時半を回っていた。音楽の話や機材の話もはさみながらだったけど、一瞬で時間が過ぎ去っていた。彼はコッポロに興味津々で、見たことも聞いたこともないブランドのベースをしげしげと眺めていた。どう見ても高そうには見えない楽器なのだが、良い物だということはすぐピンと来たらしい。
ファイルされた譜面を見るとレパートリーは80曲、昨日はそのうちリズムのキメや仕掛けのある曲を中心にさらったわけだが、何曲やったのかは覚えていない。チェック箇所を片っ端から譜面にメモしておいたので今日それを見直して本番でコケそうなところは反復練習し、基本的に上原氏のヘッドアレンジ通りに演奏するわけだが殴り書きみたいな表記なので譜面も読みづらいところは清書しておく。
上原氏は機材関係にも詳しく、録音のために良い機材を揃えたいと言っていて、一緒に遅い夕食をとっている間も話題が尽きなかった。楽しい夜だった。

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2008年5月 9日 (金)

JamMan

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ウチのバンドにはドラマーがいない。最初はノートパソコンに入れてあるソフトウエアのドラム音源を鳴らそうと思っていたんだけど、直射日光がモロに当たる、あるいは、雨粒が直撃するようなライヴの現場に不安定要素満載のパソコンを持ち込むのは危険すぎると判断。いろいろ検討した末にDigiTechのJamManを選んだのは、ベースギターを弾きながら足で操作が可能だから。耐久性の高そうな金属筐体なのも良い。

ジャムマンはデジタルサンプラーで、入力した信号の最初と最後を自動的につないでループにしてくれる。基本的には、ステージ上でギタリストがサウンド・オン・サウンドを行うための道具だが、僕はドラムマシンの代わりに使っている。データはコンパクトフラッシュ(CF)カードに記録される。付属のCFカードは128MBで、24分の録音が可能。僕は最大容量である2GBのカードを挿しており、387分の録音が可能となっている。ただし、保存できる最大ループ数は99個で、数秒の録音でも99個ループを作ればCFカードにいくら空きがあってもそれ以上は録音できなくなる。

ジャムマンは去年の7月から導入したのだが、当初はProTools LE用ドラム音源Strikeをリアルタイムで操作した音を直接録音してループを作っていた。しかしそれだと、録音した後でスネアの音だけ差し替えたいような場合に作業を全部やり直さなければならず難儀だったので、ProTools LEの操作にも慣れてきた最近では、パターンを組んでストライクの音をProTools LEでいったん録音、これを再生しながらジャムマンで録音するという方法に変えている。
入力はステレオ端子に対応しているものの出力はモノラル、MIDI端子はない。タップテンポ入力対応だがBPM表示はないといった塩梅で、デジタルに詳しくないギタリストが使うということを前提にした設計のようだ。
ジャムマンにはUSB端子があるので、パソコンへデータを送って保存しておいたり並べ替えたりということもできる。しかしブランクのループフォルダにDAWソフトを使って作成したリズムなどのWAVファイルを入れても認識されない。WAVファイルと同じフォルダ内にあるXMLという拡張子のファイルがそこらへんを司っているらしく、これの中身をいじれるエディターがあればもっといろんなことができるんだけど…どこにも見当たらないのだった。

楽曲のアレンジが決まっている場合、楽曲の長さが変化しない場合は、最初から最後までプログラムしておいたドラムマシンを演奏開始と同時にスタートさせれば良いが、ジャズのように曲が伸び縮みする音楽でドラムマシンを使うのは非常に難しい。ジャムマンはループを連結して再生するモードがあり、1つのループを再生しているとき次のループを選んでおくと、最初のループを再生し終わった瞬間に2つめのループを連続して再生してくれる。テンポを揃えておけば継ぎ目無く演奏が続くので、ソロをもう一周やりたいというような場合にも柔軟に対応できるのだ。ワンショットループを最後に持ってくればエンディングも演出できる。ただしループの切り替えは本体中央にあるロータリーノブを回して行うので、ライヴで使う場合にはジャムマン専用フットスイッチが必須だ。

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2008年5月 8日 (木)

コロンブスを待ちながら

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今週の土曜日は昼間にライヴ、夜はラジオというスケジュールで、準備が忙しい。ライヴのほうはしっかり個人練習しておくとして、DJのほうは、先週かけたヴァン・ダイク・パークスつながりでローウェル・ジョージを紹介することにした。中心となるのは1977年のツアーを収録したアルバム『Waiting for Columbus』、もちろん2枚組リマスター盤のほうだ。

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2008年5月 7日 (水)

リズム

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この3月末からスタートしたろりくーさんとのコラボレーション、依然進行中。掲示板にアップしたお互いのmp3をダウンロードしてそこに自分の音をオーバーダブするという形で作業しているので、完成品は夏のコミケに出すということもあり、最終的にはファイルをWAVに差し替えて音質向上を図りたいところだ。
最初僕はベースギターだけを弾くつもりだったのだが、ついつい出しゃばってあれこれ音を入れてやたら豪華なサウンドになってしまったけど、まぁいいか。多重録音とはいえ他人と一緒に演奏するセッションであることは間違いなく、一人で録音するのとは違った面白さがある。
自分一人だけで音を重ねていくと、楽曲全体が自分のリズム、ノリだけに支配されてしまう傾向があるように思う。もちろん、素晴らしいグルーヴを持った人であれば全然構わないけど、僕のような凡人には他人の助けが必要だ。どれが優れているという話ではなく、人はそれぞれ固有とも言えるリズムやノリを持っているのだが、それらが合わさったとき一人一人が持つノリとは違ったノリが生まれる。4人編成のバンドだったら、その中の誰か一人のノリに収束するということは絶対になくて、一人でもメンバーが変わればバンド全体のノリも変わるものだ。

今回は野郎2人の豪気なノリでいくわけだが、リードヴォーカルは初音ミク。はてさて、どうなることやら。

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2008年5月 6日 (火)

Slide

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ゴールデンウイーク最終日の今日も録音、しかし雨が降っているせいかノイズが多いような気がする。昨日もスライドギターを弾いてて思ったんだけど、僕のギターは弦高を低めに設定してあるため、弦の上で金属製のスライドバーを滑らせるたびフレットにゴチゴチ当たる。ローポジションからハイポジションへぐわっとバーを動かすとボディにゴチゴチぶつかる。ただでさえヘタクソなのに、そういうのを気にしながら弾くのは大変だ。遠慮なく弾けるギターじゃないと。
ギターもベースも普段はエフェクターをかけず素の音をDIを介してMbox2に送って録音して、ミックスの時にProTools LEのプラグインでエフェクトをかけるようにしているんだけど、今回はそれだと弾いていて気分が出ないのでディストーションをかけ録りした。使ったのはMXRのdistortion+で、他にいくつか歪み物を試したけど結局これが一番良かった。30年ぐらい前の製品だが、現代のエフェクターと較べるとバイパス音がやや貧弱なのが気になる程度で、エフェクト音や動作には何の問題もない。あと必要なのは、弦高を高くしたスライド専用ギターだな…。

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2008年5月 5日 (月)

和スタジオ

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写真は、狭くて散らかっているけど僕の録音スタジオ。Mbox2とiMacだけの簡素なデジタル録音システムだが、長年4トラックのカセットMTRを使ってきた身としてはこれでも十分贅沢に感じる。モニタースピーカーは去年の11月中旬に導入したblue skyのMedia Deskで、後ろのほうに白いコーンのサテライトスピーカーがあり、iMacの下にサブウーファーを設置している。周囲に積み上げられた漫画本は吸音材として大活躍。
スタジオが和室だと何かメリットがあるのか?というと、全然ない。強いて言えば、すぐゴロンと横になれることぐらいだろうか。長時間の集中を要求されるスタジオでの作業は、演奏するにも録音するにもミキシングするにも、椅子のほうが絶対にイイ。
最も時間がかかるのはミキシングだが、正座ではキツイ。足がしびれる。胡座をかいて、それからお姉座りに座り直して…という塩梅に、畳の上ではとにかく長時間同じ姿勢をとり続けることができない。もっとも、長時間同じ格好でいるのは身体に良くないし、時々モニターの前を離れてお茶を入れに行ったりすれば耳がリフレッシュされるし、意外にメリットは多いかも。

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2008年5月 4日 (日)

ゴールデン・レコーディング・ウイーク

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昨日も今日も録音、もちろん明日も。これほどじっくり時間的&精神的に余裕を持って取り組める機会はザラにない、まさに黄金の録音週間だ。
さてさてホーンセクションが難しく、サルサやスカで使われるパカパカパカッという強いアタックと歯切れの良さを持ったラッパの音が必要なのだが、ProTools LE付属のシンセ、Xpandのプリセットにそれらしい音色が見当たらない。そもそもトロンボーンがない!うーむ、こりゃあサンプリングライブラリでも揃えないと…。

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2008年5月 3日 (土)

Japanese PanMan

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今日のDJは、先週からのスティール・パンつながりでヤン冨田大特集。ついでにヴァン・ダイク・パークスも。

ミキシングコンソール前に設置されたスモールモニター、いつもはオフになっているんだけど、今日はなぜかオンになっていて、オンエア中の音がそのままスタジオブース内に流れていた。そのため、ブース内にいるメンバーの会話がコンソール前に座っているオペレーターの耳にうまく届かず、次にかける曲がどれなのかわからなくなる場面もあってヒヤヒヤ。それでも手信号などを駆使して無事放送終了まで漕ぎ着けたので良かった。
オペレーターのノブ&うまく喋りでつないでくれたsatomi嬢、お疲れさまでした!僕もスタジオにある機械の使い方を覚えて、いざという時にはヘルプできるようにしとかないとイカンな…。

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2008年5月 2日 (金)

爪ヤスリ

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写真は、チェコ産の耐熱ガラスを中国で加工した爪ヤスリ。長さ141mm、幅18mm、厚さ3mm、表面がサンドブラスト処理されている。
僕は爪を切ったあと、切断面が鋭角でチクチクする感触が嫌なので、爪切りのグリップ裏側についているヤスリを使い切断面を滑らかに整えるようにしている。これまで使ってきてベストの爪切りは貝印のJ-TEARという製品で、グリップ部分が14cmほどある大型のもの。切端の切れ味も良いが、一番良かったのはヤスリの目が細かいことだ。たいていの爪切りに付いているヤスリはグリップ裏の金属に斜線がダーッと刻んであるだけのワイルドなものだが、J-TEARのヤスリは目の細かい凹凸を付けた金属が貼ってある。もっとも、一昔前の高級な爪切りは専用の金属製小型ヤスリが本体に仕込まれていて、ヤスリだけ外して使えるようになっていたりしたものだ。

僕はナイロン弦ギターを弾くのだが、ギター関連のグッズを見ていると数年前からガラス製ヤスリというものが目につくようになり、これは良さそう、面白そうと思ったものの積極的に入手するには至らず、記憶の隅っこにとどめておくだけだった。それが、ダヤンの置物が欲しいなと思い去年の暮れにたまたま立ち寄った具志川サンエーの雑貨屋さんに置いてあるのを見つけて購入した次第。700円ぐらいだった。

使ってみると、果たしてこれは大変な優れもので、手放せない一品となった。爪に対してどのような角度で当ててもバリバリッと引っかかるようなことはなく、ひたすら滑らかにヤスることができる。ガラス製だから熱を持ちにくく、ヤスリ自体がすり減りにくい。ヤスった爪は白い粉となってヤスリに付着するが、水でサッと洗えばきれいに落ちる。最大の長所は爪を削りすぎることがないというところで、同時にこれが欠点でもあって、ガシガシと爪を削るのには向かないのだ。丁寧にヤスる人向き。

ウチのバンドのサックスのsatomi嬢によると、普通の爪切りでパチンパチン爪を切るのは、爪にとって良くないのだそうだ。そう言われてよく見ると、湾曲した断面を持つ爪に対して爪切りのまっすぐな切端が当たるので、切る瞬間に爪が一瞬グンニャリひしゃげるのがわかる。だから、爪を大事にする人はヤスリで時間をかけて爪の形を整えていくという。そこまでではないにせよ、例えば爪でギターを弾く人は爪の形やコンディションに神経質になるだろうから、ガラス製の爪ヤスリはお勧めだ。僕は爪の表側だけではなく裏側にもヤスリを入れるようにしている。

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2008年5月 1日 (木)

ガソリンだけの問題ではない

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衆議院にて、揮発油税の暫定税率復活法案が可決された。せっかく値下がりしたガソリンが、次は今まで以上に値上げされるわけか…やれやれ。こういう政党を与党に選んだ有権者にも重大な責任があるのだが、ひどい仕打ちをされていながらも相変わらず自民公明に投票し続けるのは不思議を通り越して奇怪ですらあり、真性のMかしらと思ってしまう。有権者は、自分が汗水流して働いて払った税金がドブに捨てられるも同然の使い方をされていることについてどう考えているのだろうか?
以下、沖縄タイムス平成20年5月1日木曜日の朝刊から抜粋。『ガソリンにかかる揮発油税の暫定税率を復活させる税制改正法は三十日午後、衆院本会議で自民、公明両党など出席議員の三分の二以上の賛成多数で再可決、成立した』『参院は衆院で「みなし可決」された税制改正法案を衆院に返付、衆院本会議で再可決された。民主、社民、国民新の三党は欠席、共産党は出席して反対した』
僕は共産党を支持しているわけではないが、少なくとも、会議に出席して反対表明をしている点は買える。欠席した政党は論外。

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