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2008年6月

2008年6月30日 (月)

Ex-pro FA

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初代Sシリーズから使い続けているEx-proのケーブル、エコノミーシリーズ以外は全部使ってきたことになるけど、これで何代目になるんだろう?年月を経るたび被覆は安っぽくなり、しかし音質は格段に良くなっている。

5年ほど前に発表されたプラチナムシリーズは高価だったが、Sシリーズと比較しても明らかに音質が向上していたので迷うことなく全交換…と言っても3mのケーブルを4本ほど、総入れ替えしたものだ。
それも一昨年に登場したFLの前にはかすんでしまい、プラチナムは友人にあげてしまった。しかしFLは半年ほど使っていたところ突然断線を起こし、自分で断線部分をカットしてハンダ付けし直して使うこととなる。感心したのは、断線していても「バリバリッ」というような特有の接触不良ノイズがまったく出ることなく、非常に静かに断線したことだ。それゆえに、音の出なくなった原因がケーブルなのか楽器なのかアンプなのかをすぐに特定できなかったが…。

FAはFLと同時期に発表されたケーブルで、FAがステージでの取り回しを考慮して細身のケーブルを採用しているのに対し、FAは音楽信号の忠実な伝達を目標として非常に太いケーブルを使用している。個人的にはそれほど太くは感じないし、FAも被覆は硬めだったから取り回しに関しては大差ないように思える。

ケーブルは消耗品なので、このぐらいの価格設定なら断線した場合でもどうにか買い直すことはできるし、音質もじゅうぶん納得できる。Ex-proのケーブルはギター用ベース用といった分類はなく、ワングレードでどの楽器にでも使えると謳っており、そういうケーブルのほうが僕としては何と言うか、気分的に楽で好ましい。

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2008年6月29日 (日)

Keeley True-Bypass Looper

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Keeley True-Bypass Looper(以下ルーパーと称する)の内部はこんな感じで、差し込んだプラグが互い違いに並ぶようになっている。ケースはハモンド製。裏蓋の外側には3桁のシリアルナンバーが打刻され、内側には制作者であるロバート・キーリーのサインが書かれている。

僕がいつも使っているAlleva-Coppolo LG5に限らず、フロントピックアップとリアピックアップそれぞれに独立したボリュームコントロールを備えているフェンダー・ジャズベース型のベースギターは、両方のボリュームを揃えた場合ノイズキャンセル効果が得られるが、どちらかのボリュームを大きくしたり小さくしたりした場合はノイズが侵入する。
このような2ボリュームのコントロールよりもピックアップバランサー&マスターボリュームを備えているほうが個人的には使いやすく思うのだが、より音質劣化が少ないことから敢えて2ボリュームを採用している機種は多い。
それだとボリュームをゼロにしたい時にはボリュームポットを2個回さなくてはならず、また、ボリュームポットを1つ絞った時点でノイズが出てしまうのがみっともない。ステージでは曲間に楽器の音を消音しておきたいので、僕はLG5とチューナー出力付きボリュームペダルを併用していたのだが、単にミュートするだけであれば大きなボリュームペダルを使わなくてもスイッチで切り替えたほうが楽なんじゃないか?と思いつき、今回ルーパーを試してみた次第。

結果的にそれは大正解で、ボリュームペダル=可変抵抗を通すよりもはるかに音楽信号の劣化が少なく、力強いベースサウンドを得ることができた。LG5からアンプやPAに送る設定はまったく同じでも、ボリュームペダルをルーパーに換えただけで音量が上がって太い低域がしっかり聞こえるようになり、ひとつひとつの音の粒立ちや音抜けも格段に向上したのだ。限りなく直結に近いサウンドはやはり素晴らしい。

ルーパーを踏んだ際に発生するスイッチのクリックノイズは確かに絶無ではないにせよ、実用面では無視しうる程度と言っていい。例えば、拍手にまぎれてスイッチを踏むような気遣いは無用だ。LED点灯用のACアダプターを使うとノイズが増えるかなと心配したが、現場で使ってみてもそういうこともなく、それならルーパーの状態を目視確認できるようアダプターは挿しておいたほうが便利だろう。LEDは暗すぎず眩しすぎず、ほどよい明るさだった。

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2008年6月26日 (木)

ドロリッチ

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コーヒーゼリーに極太のストローを差し込みヂュルヂュル〜ッと吸い込む感じの食感(?)で、意外と美味しかった。のどの渇きは癒されないけど。

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2008年6月25日 (水)

the Japanese Apartment

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KeeleyのTrue-Bypass Looper(以下ルーパーと称する)は、50(H)×40(W)×90(D)mmの超小型ループボックス。高さはフットスイッチまで含めたもので、英文の取扱説明書には「日本のアパート」という俗称が書かれている。外箱に印刷されたシリアルナンバーと本体裏蓋に打刻されている数字が違うのは御愛嬌…なのか?

ルーパーの側面には左右それぞれ2個ずつ、合計4個のジャックが設置されており、右下が音楽信号を入力するインプット端子、左下はアウトプット端子、右上はエフェクトセンド端子で、左上がそれを受けるエフェクトリターン端子となっている。バイパス時には右下から左下の端子へ信号が流れ、エフェクト・オン時には右下から右上の端子へ信号が流れ、センドとリターンが結線されている場合、左上の端子に信号が流れてゆき最終的に左下の端子から出力される。ルーパーは1ループのループボックスというわけだ。

バイパス時には赤いLEDが点灯、エフェクト・オン時には右の青いLEDが点灯して動作状態を知らせるが、ルーパーは小さすぎて筐体内部に電池を設置できないので、これらのLEDは本体てっぺんにあるACジャックにアダプターを接続しないと点灯しない。

ルーパーは機械式スイッチを使ったトゥルーバイパス仕様で、フットスイッチを踏んだときに「スイッチのポップ・ノイズが出ることがある」と説明書にあるが、レイクランドのベースギターを繋いで試してみたところまったく問題なかった。踏んだときに本体がグラグラすることなく意外に安定もいい。
音質は、やはり接点を2カ所通過しましたという音になるものの、パッシブ仕様ではこれが限界ではないだろうか。何と言ってもこのコンパクトさは特筆モノだ。設置スペースが限定されるエフェクターボード、狭いステージ等でその威力を大いに発揮するだろう。

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2008年6月23日 (月)

ROBOTALK

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Xotic Effectsのエンヴェロープフィルター、ROBOTALK 2 BASS。ベース用にチューニングされているらしいが、ギターでもまったく問題なく使える、と言うか、ベースでは使えない。明らかにギター用のエフェクターだ。僕の持っているロボトークは9V電池2本で駆動する仕様で、ACアダプタージャックは無し。

トップパネルの左半分がエンヴェロープフィルター、右半分がランダムアルペジエイターになっているのだが、アルペジエイターのほうは使うチャンスがまったくないのでワウだけにしてもうちょっと安く出してくれないかなぁ、と誰もが思っていたようで、発売後数年で生産中止となってしまった。現在、台数限定で塗装が青くなった復刻版が出ているが、お値段は4万円強と相変わらず高い。アナログ回路だから?

使い方は簡単で、ワウをかける周波数を小さなツマミを回して決め、エフェクト・オン/オフの音量差を大きなツマミを回して決めるだけでOK。アルペジエイターを使う場合は(1ステージに1回あるかどうかだが)周波数を小さなツマミを回して決め、スピードを大きなツマミを回して決める。

ベース用に使えない理由は、以前にもチラッと書いたが、低域がゴッソリ削られてしまうことと、フィルターの開き加減をコントロールしづらいことだ。ワウをかける周波数域を低いほうへ設定すると、モコモコいうだけで音程が聞き取れない。周波数域を高いほうへ設定すると低音がまったく出ない。どちらにしてもフィルターがあまり大きく開かず、ひどくこもった感じがする。
BOOM STICKのBOTTOM FEEDERもロボトークと同じように、ワウをかける周波数域を低いところから高いところまで設定できるのだが、こちらは入力信号に対してフィルターが開く感度を設定できるので、こもりっぱなしということはない(もちろん両者の音色が異なることを前提にしての話)。ロボトークには感度設定がないため、自分の指先で強弱を付けるか楽器本体のEQをブーストするかしか手段がなく、それでもなかなかフィルターが開かず、大変使いづらい。復刻版でベース用ロボトークがラインナップされなかったのがそのことを証明している。

しかしギター用としては、切れ味の鋭い素晴らしく魅力的なサウンドが得られる。MU-TRONがボヨヨン系の最右翼とすれば、ロボトークはジャキジャキ系の最高機種と言っていい。ピッキングに対してここまでダイレクトに反応して表情が変化するのか!と感動するのではないだろうか。カッティングを主体にプレイするギタリストであれば、強力な武器になることは間違いない。
また、ロボトークは外部ペダルを接続して普通のワウペダルとして使えるようにもなっているが、そのようにして使った場合フィルターの開くレンジがやや狭まり、ロボトーク本来の持ち味が100%活かされないことを付け加えておきたい。

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2008年6月22日 (日)

新しいC7

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Nord Stage 88のOSに続いてピアノの音色をアップデート。シンセのプログラムも新しいものがアップされてはいるのだが、データをサーバからダウンロードする際に何らかのエラーが発生してプログラムの一部が欠けてしまっているらしく、インストールできない。とりあえずピアノの音質が向上すればいいので、ヤマハC7の新しい音色だけをインストールした。容量が大きいので、Nord Stage本体にプリセットされているアップライトピアノの音色を1つ消去しなければならないが、どうせアップライトのサウンドなんて一度も使ったことはないから問題なし。さらに大きな容量のC7サウンドも用意されているものの、こちらをインストールするにはスタインウェイの音色まで消さなければならず、さすがにそれはちょっと〜というコトで、またの機会に譲りましょう。
新しいC7のサウンドは低音の太さと高音の輝きが増していて大満足だ。同時に、これがヨーロッパで聴けるヤマハの音なんだなぁという感慨も…。

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2008年6月19日 (木)

Nord Stage OS v3.12

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Nord Stage 88のOSをアップデートした。v 2.26にしたときは、全体にちょっと音量が上がって、アコースティックピアノの音色が初期のペラペラな音から厚みと深みのある音になったように感じた。
今回のv3.12は、ピアノのモノラルモード追加、ダンパーペダル使用時の音色変化を強化、シンセのプリセット音色追加で合計300に、シンセのデジタル波形追加で合計77に、MIDIのシステムエクスクルーシヴ強化、シンセのヴォイス・アロケーションを強化(同時発音数の限界を超えた際の和音構成変化を最小限に抑える)、外部コントロールのヴェロシティーを改善、エクスプレッションペダルでスウェル・コントロールを可能に、パネルAB間でのデータコピーを可能に…以上のような機能面でのアップデートが大きく、音色面での劇的な変化はないようだ。
あと、コンプやリバーブをオン/オフする際に、これまでは中央の液晶画面には音色名の横に*がつくだけだったと記憶しているが、2秒ほど、パネルのどこをいじったのかを文字表示するようになり、少し親切になった。

Nord stage 88の鍵盤はフェンダー・ローズを思わせる感触ということもあってか、特にエレピでの弾き心地が素晴らしい。最初ピアノの音ではちょっと反応が鈍いかなとも思ったが、それは僕の指の筋力が足りないからであり、ヴェロシティーの感度調整で改善されることがわかって以降、きわめて快適に使っている。
オルガンの音は鍵盤に触れたところですぐに発音され、ピアノの音は鍵盤を押し込んでいったところで発音されるようになっているのも気が利いている。ただ、オルガンやシンセをメインで使う人はNord Stage Compactのほうが好ましい感触の鍵盤だと感じるだろう。ピアノタッチの鍵盤でオルガンを弾くのは正直しんどい。

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2008年6月18日 (水)

MARBLE CANNON

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NM705iはノキアの携帯電話らしく、最初からゲームがインストールされている。以前使っていたNM502iではオセロ、テニス、インベーダー風と3種類入っていたのがNM705iでは2種類に減ったけど、そのぶん難易度が上がっていてなかなか楽しめる。

NM705iに入っているゲームはSNAKESとMARBLE CANNONの2つで、前者は古典的な、ヘビを操って画面上に並んだ標的を消していくものだが、なんと3Dになっていて、コントロールが難しい。後者は、転がってくるカラーボールの色を3個以上そろえて消していくゲームで、26ステージをクリアすると自動的に終了となる。15分程度で終わるので、ちょっとした息抜きにはちょうど良い。最初は動きがせわしないと感じたマーブルキャノンも、目が慣れてくると余裕を持って玉を撃つことができるようになり、ついつい熱くなってリプレイしてしまうのだった。

ボールを3個そろえて消すとき、青青赤赤青と並んだところの真ん中に赤をぶつけると3つ揃った赤が消え、同時に青が3つ揃うことにもなるから、そのまま自動的に青も消えてくれる。この消し方だと普通に3個ずつ色を揃えて消していくよりも高得点が得られ、難易度設定なし・26ステージをクリアしたところでゲーム終了というルールの中でハイスコアを狙うためには覚えておきたいテクニックの1つだ。

ふと我に帰ってケータイを手から離すと、握りしめていたせいか熱くなっていることに気がつく。いや、これはバッテリーが熱を帯びているのだ。かなり電池を消耗するので、ハマるのもほどほどに。

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2008年6月16日 (月)

涼宮ハルヒの憂鬱

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谷川流の『涼宮ハルヒの憂鬱』、漫画かDVDから入ったほうがいいかなとも思ったけど、もともと小説だったんだからオリジナルの形をまず味わおうということで、文庫を読んでみた。面白かった。漫画じゃなくてもアニメじゃなくても、画像がなかろうが何の遜色もない、むしろ文字で読む快感を久しぶりに味わえた。

文章が中学生か高校生の口語体みたいな調子で書かれているので若干抵抗はあったけど、読み進むうちに気にならなくなった。物語が主人公ひとりの視点で語られているのが特徴的で、主人公がどこまでも現実的な思考を維持しているのに対し、彼以外の登場人物がとる非現実的な行動とのギャップが浮き彫りになる。やがてそのギャップがひっくりかえっていくことになるわけだが…まことに巧みな演出だ。登場人物全員のフルネームが紹介されているのに、主人公はアダ名だけというのも上手い。

ライトノベルは馬鹿にできない。ただ、惜しむらくは深みが足りないというか、「面白かった」以上の感想が出てこないことだ。例えばル・グウィンの『ゲド戦記』はファンタジー小説だがライトノベルとは一線を画しており、文学作品と呼んで差し支えない内容だ。僕が読んだのは「影との戦い」「壊れた腕輪」までだが、死にゆく子供の魂を追って夕闇迫る草原を走るシーン、絶望に沈む主人公に友人が真の名を明かすシーン、魂を吸い取る暗闇の洞窟を息絶え絶えに這いずり回るシーン、その他諸々、読後何年経っても忘れ難い。素晴らしい物語だった。
ええ歳こいた大人の読者としては心に大きく残るものがあれば、と願うのだが、そのような要素が希薄だからこそライトノベルなのであり、より多くの若い読者を惹き付けるのだろう。

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2008年6月15日 (日)

飛び入り

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昨日のUnder Currentではウチのバンドのsatomi嬢がサックスで乱入してバキバキ吹いてくれました。ありがとー!

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2008年6月14日 (土)

LIVRO

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カエターノ・ヴェローゾの『LIVRO』、今日のDJはこれでいこう。

ムジカ・モデルナというブラジル音楽ディスクガイド本によると、意外としか言いようがないが、カエターノはブラジル本国であまり高く評価されていないそうだ。ブラジル・ポピュラー音楽界の革命児だというのに…でも確かに、歌詞に出てくる「奴隷船」なんていう言葉を聞いても若い世代には何のことか理解できないのかもしれない。ブラジル以外の国では彼の功績を歴史的に記憶しているので評価を誤ることはないのだが。
この『リーヴロ』、バイーアの印象深いリズムがアルバム全体を彩っている。ジャズではドラムセットひとつで叩くサンバやボサノヴァのリズムを聴くことができるが、それはあまりにも定型化されたリズムパターンでしかなく、僕にとっては魅力に乏しい。人間の叩き出すリズムがいかに奔放で素晴らしいものか、このアルバムを聴けば即座に理解できるだろう。

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2008年6月13日 (金)

GAROTA DE IPANEMA

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ハファエル・ハベーロが『TODOS OS TONS』というアルバムでジョビンの超名曲「イパネマの娘」を演奏しているのだが、そのアレンジが面白い。最初のコード進行はFM7→FM7→G7→G7→Gm7→C7→FM7→G♭M7だが、ハファエル版ではDm7→Dm7→G7→G7→C7→C7→C7→D♭dimという進行に置き換えて演奏している。

つまり冒頭のトニックとなる音を弾かず、短三度にルートを置いているわけだ。FM7とDm7は構成音がどちらも同じなので違和感はなく、しかも新鮮な響きに感じられる。また、7小節目ではドミナントでステイするため、緊張感が持続して次はどうなるのか?と聴き手に期待させることになる。上手いやり方だ。ソロを弾く場合にも、この進行のほうが元のメロディーに縛られにくくなるから、より自由に弾けるんじゃないだろうか。
ただしミディアムスローな物憂い原曲のムードからは離れていくので、歌が入る場合この進行は合わないかもしれない。ちょっとアッパーな感じを出したいときには良いと思う。

※実際のCDではキーがオリジナルのFではなくDに移調しての演奏だから、Bm7→Bm7→E7→E7→A7→A7→E7→B♭dim。バーデン・パウエルと同じく、ギターの六弦をEからDに落としたチューニングで弾いているようだ。なお、ブラジルではこの曲をDで演奏するギタリストが多いのだが、それはFのコードが押さえづらいからというごくシンプルな理由によるらしい。

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2008年6月12日 (木)

NOW HE SINGS, NOW HE SOBS

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やっぱりこのトリオはすごい。30年以上の時間が経っても色褪せない、まさしくソリッドステートなサウンド。すごすぎる。チック・コリアもミロスラフ・ヴィトゥスもそれなりに老けたなぁとは思うのに、ロイ・ヘインズはいつ見ても変わらない風貌で、全然トシをとっていないかのようだ(これは別の意味でスゴイ)。ちなみにステージでは蛇革のブーツを履いていて、実にお洒落。

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2008年6月11日 (水)

ぬこ

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最近のしてきた近所のヌシ、昼寝中。

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2008年6月10日 (火)

RENDEZVOUS IN NEW YORK

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チック・コリアの『RENDEZVOUS IN NEW YORK』を観ている。60歳を迎えたのを契機にチックが自身のキャリアを振り返るというコンセプトのもと、ニューヨークのブルーノートで2001年12月、3週間にわたって行ったライヴの模様を9枚のDVDに収録したものだ。1枚あたり50分程度のさほど長い映像ではないが、集中力を維持して鑑賞するにはちょうど良い。

内容は、ボビー・マクファーリンとのデュオ=1990年、ナウ・ヒー・シングズ・ナウ・ヒー・ソブズのトリオ=1968年、バド・パウエルへの追想バンド=1996年、ゲイリー・バートンとのデュオ=1972年、チック・コリア・アクースティックバンド=1989年、オリジン=1997年、ゴンサロ・ルバルカバとのデュオ=1991年、チック・コリア・ニュートリオ=2000年、そしてスリー・クァルテッツ・バンド=1981年。当時と同じメンバーでのリユニオン・ライヴというわけだ。
なぜかリターン・トゥ・フォーエヴァーとエレクトリックバンドは除外されているが、おそらく、よりジャズ的な4ビートものを軸に選出した結果だろう。各ディスクの冒頭にはそれぞれの演奏者や楽曲に対するチックのコメントがあり、それから演奏に入るようになっている。

興味深いのは、4世代にわたるジャズのリズムセクションが堪能できることだ。一番旧世代で正統派ジャズスタイルなのがミロスラフ・ヴィトゥス+ロイ・ヘインズ、その次がエディ・ゴメス+スティーヴ・ガッド、80〜90年代を席巻したジョン・パティトゥッチ+デイヴ・ウェックル、そして21世紀最新スタイルのアヴィシャイ・コーエン+ジェフ・バラードである。これはジャズという音楽におけるリズム変遷の歴史であると言える。個人的には、パティトゥッチ+ウェックルのコンビが音楽的に最もつまらなく感じた。機械的な技巧は優れているものの、彼らの表現するリズムそのものに魅力がないと言うか、味がないと言うか、歌が感じられないと言うか…。ジャズはリズムを楽しむ音楽だから、肝心のリズムに面白みが感じられないというのは致命的だ。

強烈なのはヴィトゥス+ヘインズのコンビ。コンビというにはあまりにも別々のことをやっているのに、それでもピアノトリオとして機能し、全体として聴くと素晴らしい音楽を作り上げている。これはコーエン+バラード組にも言えることだが、ピアノとベースとドラムで輪を作り、その真ん中にあるものをそれぞれの方向へ引っ張って引っ張って、どこまでも広げていこうとしているかのように感じられる。なんて自由な音楽なんだろう!

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2008年6月 9日 (月)

次のライヴは7/13(日)

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昨日は豊見城アウトレットモールあしびなーで演奏したのだが、3時からの1ステージ目で演奏中、突然目の前に複数の人影がバラバラと現れた。僕はベースギターを弾くのとJamManの操作で手一杯どころか足のほうまでイッパイイッパイだったのでそちらに目をやる余裕がなかったのだが、どうもテレビカメラのクルーが入ってきたらしい。三脚を立てておきながらカメラは固定せず手持ちで、文字通りなめるがごときローアングルで撮影。最初は僕の隣にいるキーボードを撮っているんだろうと思っていたが、目の端に僕のほうを向いたレンズが見えたので、どうも僕を撮り続けていた模様…なんで?追っ手か?

ステージが終わってそのテレビ局の代理人らしき方が挨拶に来たんだけど、日テレかと思いきや、KBSという韓国のテレビ局だった。韓国でもこういったアウトレットモールを作る計画があり、そのモデルケースとしてあしびなーが注目されているとのこと。確かに、あしびなーにはかなりの数の韓国人、中国人、台湾人とおぼしき観光客が来ているのを見かける。彼らの見た目は日本人とそう変わらないのだが、話し言葉を聞いているとわかる。この時期、明るく派手目の格好をしている人が多く、姿は東洋人だが立ち居振る舞いは西洋人的なのだった。

成り行きとは言え、自分がベースを弾く姿がお隣の国で放送されるのか。恍惚とした表情でヨダレ垂らしながら弾いてたのがターゲットにされた原因だろうか。やっぱり女の子のほうがいいやってコトでサックスとキーボードの映像に差し替えてくれんだろうか。あああ明日はどっちだ。

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2008年6月 8日 (日)

晴れた

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昨日まではぐずついた天気が続いていたのに、今朝起きたらすごいイイ天気でびっくり。朝刊の天気予報は雨マークしかないのに…。今日は豊見城アウトレットモールあしびなーでライヴ、中央イベント広場にて午後3時と午後5時の2ステージ。お買い物ついでにお立ち寄りください(無料)。

まずは県議選の投票に行ってきます。

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2008年6月 5日 (木)

ネックポケット 2

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Fender 1955 Precision Bassのネックで、ジョイント部を裏から見たところ。ジョイントは非常にタイトだが、それ以外特別な加工がなされているわけではない。制作者であるジョン・イングリッシュのサインと、2002年のNAMMショーに向けて作ったと思われる日付が書かれている。ちなみにこのメイプル1ピースのネックは驚くほど軽い。

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こちらはボディに設けられたネックポケット。ボディのネジ穴にはネジ山が切られているように思ったのだが、ちょっと力を入れてネジを押すと多少抵抗は感じるもののシュルッと通過、ネックのネジ山のみでボディとネックを固定しているのだった。軽量なネックに対して、アッシュを貼り合わせて作られているボディはかなり重い。

今回ネック調整を行うためLG5とOPBのネックを外してみたが、コッポロにもフェンダーにも特別な何かを見つける事はできなかった。強いて言えば、どちらも丁寧な仕事と雑な仕事とが混在している、という印象だったが…雑にやったほうが音が良くなるポイントでもあるんだろうか?逆に考えると、細部に至るまでひたすら工作精度を高めて作ったところで良い音が得られるわけではない、ということにもなる。

フェンダー・カスタムショップのシニア・マスタービルダーでさえ1960年代当時のヴィンテージ・フェンダーサウンドを再現できないでいるのに、ちょっと楽器をバラした程度で音の秘密がわかれば誰も苦労はしないだろう。そもそも、現代でこそヴィンテージだのオールドだのと呼ばれている電気楽器は、今からたかだか45年ほど前、ありふれた量産品のひとつにすぎなかったのだ。フェンダーベース・ヒストリーという本の巻末には、1966年当時のフェンダーの工場で楽器が作られる過程が写真で紹介されているが、十把一絡げに積み上げられたこのネックが今や数百万円で売買されているのかと思うと、笑いがこみ上げてくるんじゃないだろうか。

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2008年6月 4日 (水)

ネックポケット 1

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Alleva-Coppolo LG5のネックポケットはこんな感じで、固定用のネジを通す穴が4カ所にあり、これらの穴にはネジ山が切られておらずネジは素通りするだけだ。他に小さな穴が2カ所あいているのが見えるけど、何のためにあけてあるのかは不明。そのスジの専門家が見れば合点がいくのかもしれないが、僕のようなド素人が見たところで「なんか汚いな〜」ぐらいしかコメントのしようがない。

僕はネックとボディの接合部に神聖不可侵な、と言って大袈裟なら、デタッチャブルネックの楽器を構成する様々な要素の中でも特別に重大なものを感じるのだが、制作者側からするとそこまでの感覚はないのかもしれない。エレクトロニクスに関しては、裏蓋のネジが硬くて開けられないのでまだ見ていないのだが、抵抗がどうのコンデンサーがどうのと言われても僕にはわからないから、見たところでブラックボックスである事に変わりはない。まぁちょっとぐらい勉強したほうがいいなとは思うんだけど。

ジミー・コッポロがネック、ボディのみならずピックアップ、回路まで、全てを自らの手で作っているのは、単純に考えて、そうしないと自分で思い描く音が手に入らないからだろう。僕の手元にあるこのLG5は、彼の理想の結晶なのだ。

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2008年6月 3日 (火)

おもいでエマノン

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締め切りを破り読者を裏切る鶴田謙二の本なんて二度と買うまいと誓ったのだが…買っちゃった。この抗い難い魅力。「おもいでエマノン」は1979年に発表された梶尾真治の同名小説を漫画化したもので、月刊COMICリュウに2006年から2008年初頭まで不定期掲載された。ちなみに2000年以降の小説版エマノンの挿絵もつるけんが担当。
いまどきフーテンなどという単語にお目にかかるとは思ってもいなかったので少々驚いたが、物語の舞台がそういう時代だったということを印象づけるためにわざわざ使ったのだろう。1967年2月、フェリーの中で偶然出逢った男女のわずか数時間のやりとりが描かれているのだが、生命の誕生以来30億年の記憶を全て持っているという少女と、SF好きの平凡な青年とが長大な時の流れの中で文字通り一瞬の邂逅を果たした、その瞬間を切り取った物語とも言える。不機嫌そうなエマノンの表情をいちいち丁寧に描き出しており、見る側の不安を煽る手法も上手い。
この本の中で解明や意味付けはなされないままだ。エマノン本人もなぜそのような記憶を自分が持っているのかは知らず、一種の遺伝病じゃないかと話すシーンがある。後半で納得できそうな答えが提示されはするのだが、確信はない。
カラーページ、本のカバーを外したところで見える表紙、いたるところにエマノンの姿が描かれており、そのほとんどが無表情なあたりにも想像をかき立てられる。

登場人物のうち名前がわかるのはエマノンひとりだけで、主人公の青年の名前もわからないまま物語は終わる。壮大なスケールのハッタリと捉えるか、イマジネーション豊かなファンタジーと捉えるかは読み手次第。僕は両方を感じて深く没入はできなかったが、ハマる人はハマる世界観だろう。

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2008年6月 2日 (月)

猫背

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どうも猫背っぽい…遺憾ですな、「見られ」も大切な要素のお仕事なので、良い姿勢での演奏を心がけねば。あと、この髪型もどうにかしたほうがいいなw

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2008年6月 1日 (日)

再びネック調整

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Alleva-Coppolo LG5のネックを外してトラスロッドを調整した。ネックを外す前にフレット上にアルミ定規を当てて12フレットのリリーフ量を測定しておき、ネックを外した後のリリーフ量と比較してロッドを回す量の目安にする。
ジョイントプレートを固定している4本のネジを緩め、ネックをおっかなびっくりボディから外す。ネックポケットはタイトだが、何か特殊な加工がされているわけではない。面白いのは、ボディを貫通してネックを固定している4本のネジはネックにのみネジ山が切られていて、ボディのほうはネジが通る穴があけられているだけでネジ山はないことだ。また、ボディのネックポケットにはネジが通る4つの穴の他、なぜか2カ所、ドリルで小さな穴があけられている。ジグかなにかの痕跡だろうか?

ネックのジョイント部分およびボディのネックポケットには、発注者であるSleek Eliteの広瀬氏の名前、塗装色と塗料の種類、ヘッドに貼るデカールの文字色、そして制作者であるジミー・コッポロのサインが書かれている。なお、ジョイントプレートの表にはシリアルナンバーが、裏には制作者の名前と制作年月日が彫られている。

普通のドライバーでトラスロッドを回そうとしたが動かないので、自作の工具を使って回した。わずかに逆反りする程度まで時計回りにロッドを締め込み、指板にオイルを塗ってからボディに戻す。それから弦を新品に張り替えてトータル30分弱で作業終了。

どこを見ても、このベースギターが持つ音の秘密は見つかりそうになかった。なにしろまったく何の変哲もない作りなのだ。そう、一番大事なことは目には見えない、ということなのかも…。

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