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2008年6月29日 (日)

Keeley True-Bypass Looper

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Keeley True-Bypass Looper(以下ルーパーと称する)の内部はこんな感じで、差し込んだプラグが互い違いに並ぶようになっている。ケースはハモンド製。裏蓋の外側には3桁のシリアルナンバーが打刻され、内側には制作者であるロバート・キーリーのサインが書かれている。

僕がいつも使っているAlleva-Coppolo LG5に限らず、フロントピックアップとリアピックアップそれぞれに独立したボリュームコントロールを備えているフェンダー・ジャズベース型のベースギターは、両方のボリュームを揃えた場合ノイズキャンセル効果が得られるが、どちらかのボリュームを大きくしたり小さくしたりした場合はノイズが侵入する。
このような2ボリュームのコントロールよりもピックアップバランサー&マスターボリュームを備えているほうが個人的には使いやすく思うのだが、より音質劣化が少ないことから敢えて2ボリュームを採用している機種は多い。
それだとボリュームをゼロにしたい時にはボリュームポットを2個回さなくてはならず、また、ボリュームポットを1つ絞った時点でノイズが出てしまうのがみっともない。ステージでは曲間に楽器の音を消音しておきたいので、僕はLG5とチューナー出力付きボリュームペダルを併用していたのだが、単にミュートするだけであれば大きなボリュームペダルを使わなくてもスイッチで切り替えたほうが楽なんじゃないか?と思いつき、今回ルーパーを試してみた次第。

結果的にそれは大正解で、ボリュームペダル=可変抵抗を通すよりもはるかに音楽信号の劣化が少なく、力強いベースサウンドを得ることができた。LG5からアンプやPAに送る設定はまったく同じでも、ボリュームペダルをルーパーに換えただけで音量が上がって太い低域がしっかり聞こえるようになり、ひとつひとつの音の粒立ちや音抜けも格段に向上したのだ。限りなく直結に近いサウンドはやはり素晴らしい。

ルーパーを踏んだ際に発生するスイッチのクリックノイズは確かに絶無ではないにせよ、実用面では無視しうる程度と言っていい。例えば、拍手にまぎれてスイッチを踏むような気遣いは無用だ。LED点灯用のACアダプターを使うとノイズが増えるかなと心配したが、現場で使ってみてもそういうこともなく、それならルーパーの状態を目視確認できるようアダプターは挿しておいたほうが便利だろう。LEDは暗すぎず眩しすぎず、ほどよい明るさだった。

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