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2008年7月

2008年7月31日 (木)

マスタリング続く

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原曲より良くするぞ!と気負う事なく、音質と音量を調整する。デジタルシンセがガンガン鳴る曲と、手弾きのギターやベースが入っている曲とでは質感の差がすごいので、なかなか大変だ。

コミケ参加の詳細。よろしくです→http://vmm.negivox.net/

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2008年7月29日 (火)

群青学舎

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本屋さんに寄ったら諸星大二郎の新刊『未来歳時記・バイオの黙示録』があったので即買い。ついでに、近くに並んでいて目に留まった入江亜季の『群青学舎』を二巻まで購入。しかし、この「ついでに」ジャケ買いしただけの短編集がことのほか面白くてついつい読み耽ってしまうのだった(本屋さんで背表紙を見るまで存在すら知らなかった)。
題名通り学校での物語を中心とした構成だが、作者の嗜好が色濃く出たと思われる中世騎士物語ふうの話が占める割合も大きい。一昔前の少女漫画を現代的にアレンジしたような絵柄が好みではなかったのだが、読んでいるうちに気にならなくなった。ゆらゆら揺れる心理描写や不安定な展開が連続するため、読み終わってしばらくしてからようやくハッピーエンドだったんだな、と気がつく。
冷静に中身だけを考えると80年代によくあった御都合主義的な面(困っているヒロインを最後は王子様が救いにきてくれるというようなアレ)が案外多く見られるんだけど、演出を変えるとこうも印象が新鮮になるものなのか、という良いお手本でもある。時代がまた一巡したということなのかもしれない。
清冽也。お勧めです。

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2008年7月28日 (月)

台風が来てもマスタリング

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コミケで頒布するCD-R収録曲のマスタリング作業に入る。コンプを多用するとのっぺりして奥行きのないサウンドになりがちなのでEQで追い込む、という定石に従い、4バンドのEQを使って各曲の音質を調整。

ろりくーさんから受け取った楽曲のファイルをProTools LEにインポートしてみると、異様に音のいいプレベサウンドが飛び出してきてびっくり。ウチの和室スタジオにあるモニタースピーカーBlueSky MediaDesk2.1では低音が非常に気持ちよく再生されるのでミックスでは低音を出しすぎないよう気をつける必要があるのだが、うーん…この低音はカットしたくないなぁ。

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2008年7月27日 (日)

夏のコミケに参加します

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いきなりだけど、コミックマーケット(通称コミケ)に初音ミクさんのオリジナル曲で参加します。日程は2008年8月16日(土)、場所は東京ビッグサイト内の西地区”る”ブロック27b、サークル名は「黒9(くろきゅー)」。ジャンルは、同人ソフト、DTM、VOCALOID。

詳細はこちらへ→http://vmm.negivox.net/

※初音ミク、鏡音リン&レンが歌うオリジナル曲を11本収録したCD-Rと、VOCALOIDの漫画を6本収録した、歌詞付き48ページの本をカップリング。
<参加者一覧>
 楽曲:いまいゆ、hr、キャプ翼P、qes、ピロリロ、ろりくー
 漫画:三月八日、正方形、べに、ユム、ろりくー、わんこそば
 (敬称略、五十音順)

僕の参加曲はこれ→天国は壊れてる
※ニコニコ動画です。アカウントお持ちの方、是非見てみて下さい。動画はろりくーさんが作成してくれました。

参考:コミックマーケット公式サイト→http://www.comiket.co.jp/

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2008年7月24日 (木)

Modulus Quantum-6

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Modulus Quantum-6をご紹介(以下、Q-6と称する)。あちこち仕上げが雑な楽器でいかにもアメリカらしいというか、ネックに使っている素材が高価なため販売価格も高くならざるを得ないのだが、モジュラスは高額なベースギターであっても決して高級な楽器ではない。例えば、フレットサイドの処理だけ見ても国産の10万円ぐらいの楽器のほうが丁寧に仕上げられている。

もともとモジュラスのネックは他社のカーボンまたはグラファイトのネックに較べてより木の音に近いと言われているのだが、僕の持っている2002年製のQ-6は指板が木製ということもあり高域が程良くロールオフしたメロウな出音だ。派手な音が欲しい向きは、指板が木ではなくコンポジットのものを選んだほうが良い。
ピックアップと回路はどちらもバルトリーニで、コントロールはマスターボリューム、ピックアップバランサー、ミドルEQ、2連ポットのハイ/ローEQという構成。僕はハイを少し絞ってミドルをわずかにブーストして弾くことが多い。

ボディはブビンガのトップ、アルダーのバック。トップ材の種類によって音が変わるとはいうものの、モジュラスの場合は装飾的な意味合いが強いように思われる。なにしろグラファイトネックの音の個性が強く、指やピックで弾くぶんにはさほど感じないが、スラップでは明らかにグラファイト特有の明るいパキパキッとした音が前に出て来る(スタンリー・クラークの弾くアレンビックの音に良く似ていると思う)。個人的にこのスラップ音は好みではないけれど、僕はスラップ主体で弾くことはないので問題なし。指弾きでは、はずむような音色、超正確なイントネーション、Low-Bでランニングしてもハッキリ聴き取れる音程などが相まって、大変使いやすい。6本の弦の最高音から最低音までのバランスも見事なものだ。
ネックのデッドポイントは皆無、どのポジションでもビシッと音が出てくれる。温度や湿度の変化に対してきわめて強く、30度ある室外から冷房の効いた室内に入ってすぐケースを開けて弾き始めようが何の問題もない。さすがに炎天下の車内に置き去りというような真似はしないけど。

グラファイト最高!モジュラス最高!と思っていた僕だが、3年前にLaklandを入手して以来Q-6の出番は次第に減ってゆき、最近ではAlleva-Coppoloばかり弾いている。優れた木のネックはグラファイトを上回る音を持っていることがわかってきた、と言うか結局、自分の耳はグラファイトよりも木の音のほうが好みだったのかもしれない。…それとも、単なる新し物好きなだけ?

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2008年7月22日 (火)

動画の保存

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YouTubeやニコニコ動画の動画を保存するのに、Safariでもできるという話だがどうにもうまくいかなかったので、僕はRealPlayerを利用している。
RealPlayer 10にはDownloaderが付属していて、Webブラウザで動画サイトにアクセスして動画を再生すると取り込みを始めるようになっている。ダウンローダーのウインドウを開くとブラウザ上で再生した動画ファイルが上から順番に列記されていくのだが、
www.nicovideo.jp - 無題   13.3MB  ダウンロード
Flash Movie.flv         13.3MB  ダウンロード
www.nicovideo.jp - 無題   11.7MB  ダウンロード
Flash Movie.flv         11.7MB  ダウンロード
www.nicovideo.jp - 無題   39.8MB  ダウンロード
Flash Movie.flv         39.8MB  ダウンロード
という具合に、2段連続で同じ内容の動画が並ぶ。右の「ダウンロード」をクリックすれば、ハードディスクに動画のデータが保存される。2段ある上下のどちらを保存しても画質、内容は同じだ。
保存されたファイル名は、動画の内容を反映したものではなく自動的に番号が振られるだけなので、自分で書き直す必要がある。
※7/24追記:これはMacのOSがTigerでの話で、Leopardでは自動的に名前をつけてくれるようになっていました。便利になってるな〜。
※7/28追記:SafariStandを入れてみた。Safariユーザーは使ってて当然というソフト、確かにこれは便利!動画の上でコマンド+クリックすればダウンロードフォルダに動画を一発保存してくれる(名前もちゃんと付く)。教えてくれたMadさん、ありがとうございます!おかげさまで、どんどん睡眠時間が少なくなってますw

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2008年7月21日 (月)

世界一好きなベーシスト

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YouTubeで見つけた動画。井上陽水と忌野清志郎のバックで素っ気なくベースギターを弾く細野さん、カッコ良すぎ。弾き終わってスタンドに楽器を置くときもぞんざいな扱いで、さすが大御所w

リズム、音価、フレージング、そして遊び心あふれる軽やかさ…どれをとっても超一級。別格です。

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2008年7月20日 (日)

peterson Strobo Stomp

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いつも使っているpetersonのバーチャルストロボチューナー、Strobo Stomp(以下VS-Sと称する)。世界一の精度を誇る!という宣伝文句だけど、実用上の精度は最近のコルグやボス、セイコーのチューナーでも同程度の性能は有しており、積極的にVS-Sを選ぶ意味は薄いように思われる。なにしろVS-Sは高価だ…。
筐体はプラスチック製にしか見えないが、金属製。踏んづけているうちに裏面のゴム脚がどんどんズレていってしまうので時々位置を戻してやる必要がある。電源は9V電池1個またはACアダプターを使う。内蔵マイクはナシ、ライン専用だ。

VS-Sはペダル型チューナーで初めてトゥルーバイパスを採用した機種で、内部のディップスイッチを切り替える事でDIとして使う事もできるようになっているのだが、トゥルーバイパスとDIモードの同時使用はできない。音質は両モードともに優秀だ。

VS-Sの使い方は簡単で、液晶画面のストロボパターンが停止するようにギターのマシンヘッドを回すだけ。ピッチが高い場合はストロボパターンが上に向かって流れ、ピッチが低い場合はパターンが下に向かって流れるので非常に分かりやすい。チューニングに要する時間は、いったん使い慣れれば、針式あるいはデジタルチューナーと大差なし。なかなかチューニングが合わない場合、弦の劣化や楽器自体のトラブルが疑われる。
ドロップチューン、BF(バズ・フェイトン)チューンにも対応しているが、プログラムがいろいろあってよくワカランという人は普通に12平均律モードで使っても問題ない。

VS-Sを始めとしてピーターソンのチューナーで特徴的なのは、ギターやベースギター専用のチューニングモードが用意されている事だろう。ピアノの調律でいうストレッチチューニングに似たもので、鍵盤楽器と一緒に演奏する場合、より音楽的な調和をもたらす。これが僕がVS-Sを使い続ける最大の理由だ。
蛇足ながら、僕はオクターブ調整の時は12平均律モードで、普段のチューニングはベースモード(ギターを弾く時はギターモード)で行っている。

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2008年7月19日 (土)

今日のラジオ

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今日のラジオは生放送ではなく、録音したものを使います。ご了承ください(音源は、先週大雨に見舞われたライヴの現場で収録したもの)。来週からは、また生放送に戻ります。

で、夜は毎週おなじみの那覇アンダーカレントにて演奏。是非見に来て下さい。

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2008年7月18日 (金)

Tempus Fugit

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バド・パウエルの「テンパス・フュージット」、通常この曲はBPM220ぐらいの速い4ビートで演奏するのだが、テンポをBPM120ぐらいに落としてラテンフィールでプレイすると「もしかしてバド・パウエルはラテンの曲をアップテンポで弾いてヒントを得たのかな?」と思ってしまうほどにぴったりハマることを発見。これはイイ!ウチのバンドのレパートリーに是非加えたいものだ。

これから那覇アンダーカレントで演奏します。是非お立ち寄りください。

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2008年7月17日 (木)

モジュラスも弦交換

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Modulus Quantum-6の弦を交換した。去年から張りっぱなしだったKen Smithのステンレス弦を外してRichard Coccoのニッケル弦に張り替える。スミスはテーパー弦だったのと、新しく張ったココのほうがややゲージが太いこともあって、弦高調整とオクターブ調整を行う。今回は極端にゲージが違う弦を張ったわけではないので、ネックのトラスロッド調整は必要なかった。

テーパー弦のメリットは、太い低音弦でも音の立ち上がりを素早くできることのようだが、聴感上あまり大きな差異は感じられなかった。個人的には、ブリッジ近くの弦に右掌を乗せてハーフミュートで弾く際、テーパーのついたデコボコ部分に手を乗せるとちょうどいい具合にミュートされるので、目印として重宝した。

スミスはアタックに独特のサウンドがあってとても気に入っていたんだけど、ココに較べるとアタックのあと音が減衰していくところが物足りなく感じてきて、結局ココに乗り換えた。楽器との相性や好みにもよるが今のところこれで大満足…とはいえ、もっといい弦が見つかったらさっさと鞍替えするんだろうな〜。

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2008年7月16日 (水)

もやしもん

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石川雅之の『もやしもん』、こんなところにまで菌が!(UFOもw)

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2008年7月15日 (火)

ミキシング作業、続く

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ProTools LEでプラグインエフェクトを使うようになってから、コンパクトエフェクターに対する興味がどんどん薄らいできている。僕はエフェクトのかけ録りをしないこともあり、最近その傾向が余計に加速しているようだ。
ギターの歪みモノもSansAmpかAmplitubeを後がけするから、録音の段階ではクリーントーンで弾くことになる。この場合、自分が弾いているギュインギュインな音に触発されてプレイがヒートアップ…なんてことはまず起こらなくて、ひたすら冷静に弾き切るのみ。ギタリストとしては相当やりづらいだろうなと思う。
エフェクト後がけでの欠点はリアルタイムで効果がわからないことだが、それ以外で困る事はあまりなくて、利点のほうが多く感じられる。積極的な意味で何度でもやり直しや修正が可能だから、納得いくまで音を追い込んでいけるメリットは大きい。

昨日に引き続き新曲のミックス。スネアとサイドスティックの音が耳障りに感じたので音量を下げ、タムの音量を少し持ち上げる。また、キックの余韻が原因で低音域が濁っていたことがわかり、余韻を短くしてピッチもやや高めに調整してベースギターとぶつからないようにした。
全体にかけたリバーブのプログラムを、コンセルトヘボウよりもさらに残響が抑制されたセント・ブロメンダールというオランダの古い結婚式場に変更。ミクさんの歌にかけたディレイもウェット成分を減らしてドライに、ギターソロのディレイは無し。残響成分が少ないと音場がとたんに地味になるが、「その場所で演奏している」というリアリティーは増す。

CD-Rに本日の最終ミックスを焼いてクルマの中で聴いてみたところ、ドラムが小さくてベースが大きすぎるように感じた。また、Coda部分でシンバルレガートが欲しくなったので、明日再ミックスだ。

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2008年7月14日 (月)

新曲のミキシング

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ろりくーさんからヴォーカルのデータをもらったので、ProTools LEでオケと合体させてみた。特に何かをいじる必要もなく、出だしのタイミングを合わせてそのまま再生するだけでOKだった。

ミクさんの歌にTL Spaceのリバーブをかけたところ、声が濁って聞こえたため初期反射の少ないプログラムに変更。今回は楽曲がボサノヴァということもあるのだろう、ドッシャ〜ンと派手な残響のある教会より、適度に響きが抑制されたコンサートホールのほうがよく似合う。ただ、余韻が少々物足りなく感じたので、控えめにディレイを追加しておいた。

モニタースピーカーで確認し、ヘッドフォンでも確認して作業を進めるのだが、仕事場で上げた仮ミックスをウチに帰って2〜3回聞き返しただけでも修正するべきところが見えてくる。ギターソロの定位は若干センター寄りにしてディレイは無しにしても構わない、全体のリバーブはコンセルトヘボウではなくもっと狭い部屋にしたほうがより良い雰囲気が出せるのではないか?等々。
だからミックスは1日では終わらない。CD-Rに焼いてカーステレオで聴いたりラジカセでかけてみたりして、ちゃんと聴けるよう仕上げるには時間が必要だ。

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2008年7月13日 (日)

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本日の演奏は午後から突然降り出した大雨のため中止(写真は5月のライヴ)。ステージは青天井なので、機材にかけたテントに雨水が溜まり、その水の重さでテントの骨組みが2カ所破折するほどの降雨量。ピンチだった県ダムの貯水量も多少は改善されたのでは…。
僕が雨にまつわる曲ばかり書くからこういうことになるのだろうか?ますます「雨降りバンド」としての評価が盤石のものとなっていくようで、なんともハヤ。ウチのバンド目当てで来場して下さった方々、申し訳ありませんでした。さすがに天気はどうにもなりません。

次回のライヴは、豊見城アウトレットモール・あしびなーで8/10(日)と8/24(日)、ともに午後3時と午後5時の演奏となります。

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2008年7月12日 (土)

蟲師

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久しぶりに読み返したが、やはり素晴らしい漆原友紀の『蟲師』。漫画でも文学作品に匹敵するものが存在する証だ。今月号のアフタヌーンによるとあと2回で連載終了との事で、大変惜しいが、引き際をわきまえた作者と出版社の態度に敬意を表したい。

これから夕方6時にFMとよみでDJ、そのあとは那覇久茂地のアンダーカレントでライヴ。そして明日は豊見城アウトレットモールあしびなーで午後3時と5時に自分のバンドでライヴ。お時間ありましたら是非見に来て下さい。

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2008年7月11日 (金)

弦交換、ロッド締め

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Alleva-Coppolo LG5、弦交換ついでにトラスロッドも調整。ネックのリリーフ量が12フレットで1.2mm強となっていたので、このリリーフ量を0.5mm程度にするためにトラスロッドを締め込んだ。現状でも全然弾きづらくはないのだが、なるべくオリジナルのコンディションを維持したいのと、反りが大きくなったところで急激にネックを動かすのは避けたかったから。
古くなった弦を外し、指板をケン・スミスのワックスでクリーニングしてから新しい弦を張る。

LG5の弦高はA線の12フレットで2.3mm程度、僕としてはもう少し低めのほうが好みだけど、コッポロは若干高めの弦高を推奨していることもあり、オリジナルのまま変えていない。弦も、もともと張ってあったものと同じリチャード・ココを使っている。出荷時の弦がステンレスだったのをニッケルに変えはしたけどゲージ等は同一で、45、65、85、105、125のセットを使用。

リリーフ量や弦高に関しては諸説あるが、個人的には、それぞれの楽器に適したセッティングが存在し、一律一様に弦高を低くするのが正解というものではないらしいことを感じている。もちろん弾き手にとって弾きやすくなるよう調整するのが一番良いとは思うのだが、「楽器により作法が異なる」と言うか、例えばFenderのOPBは高めの弦高じゃないとあの特有のサウンドが得られないことがわかり、そういう場合には自分の弾き方を楽器に合わせるようにしている。

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2008年7月 9日 (水)

Wベース

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本物のアップライトベース=コントラバスが欲しかったけど高温多湿な沖縄ではコンディションを維持するのが大変なので、エレクトリック・アップライトベースを選んだ(以下、エレクトリックも含めてアップライトベースやコントラバスをWベースと称する)。メンテナンスや移動のことを考えると、これはこれで正解なのだった。

僕がWベースを入手したのは去年の9月で、年末のクリスマス・ライヴで弾くことを目標に練習を重ね、どうにか12月には人前でそこそこ弾ける程度までにはなった。ただし、あらかじめ決めたベースラインをひたすら繰り返し練習してそれを再現するというもので、4ビートの曲も弾いたが…まぁインチキジャズですな。

Wベースにおける弦の全長:ナットからブリッジまで1040mm、指板の全長:ナットから指板切端まで864mmとなっており、最高音はG線のD。仮想フレットで言えば、24フレットに更に7フレットを加えた31フレット相当の音域を有しているわけだ。通常のベースギターでは弦の全長が864mm内外だから、単純比較でも150mmの差があることになる。楽器がデカイだけでなく縦方向に構えて弾くこともあり、Wベースとベースギターは別の楽器と捉えたほうが良いようだ。

僕がエレクトリック・ベースギターからWベースに転向して一番困難に感じるのは「音程を正確にとること」だった。なにしろ真っ黒で広大な指板にはフレットどころか何の目印もない。僕はネックサイドに浮き出ている木の杢を目印にポジションを判断していたのだが、それでも演奏中わけがわからなくなって音程があやふやになってしまう場面が多々あったため、先週からは潔く(?)ポジションマークを貼って弾いている。
もちろん自分の耳と身体感覚を鍛えてキチンと正確な音程がとれるよう時間が許す限り練習するべきなんだけど、そう悠長なことも言っていられず、ヘタクソな自分が1秒でも早く弾けるようになるためなら、カッコ悪くたってポジションマークだ!心理的な安心感も絶大で、いざというときに手掛かりが目視できるというのはとても心強い。

Wベースを弾くのは一種のスポーツで、練習の時注意しているのは、弦をはじく右手の指先がヤバそうだなと感じたらすぐに弾くのをやめること。指先に水膨れができてしまうと、それ以上は弾いていられなくなるからだ。そんなときは少し身体を休め、CDを聴いたりDVDを観たりして巨匠達の演奏に学ぶ時間を持つようにしている。弾くことも大事だが、聴くことも大事なのだ。
指先に負担をかけないために軍手などの手袋をはめて弾く、という手もある。見た目はともかく、指先の保護にはなかなか悪くない方法だと思う。右手も左手もビックリするぐらい楽になる。ただし素手に戻った時、摩擦抵抗の多さに愕然としてしまう危険はあるけど。

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2008年7月 8日 (火)

暑いけど録音

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スタジオとして使っている畳部屋にはエアコンがないので、扇風機を回して暑さを凌ぎつつ録音。ギターは本郷650sc、ベースギターはAlleva-Coppolo LG5。ガツンと弾いても信号がレッドゾーンにいかないよう入力レベルを調整したら、あとはストレートに演奏して録るのみ。いつものようにエフェクト類はすべて後がけだ。

昨日一度録音したんだけど、いろいろヘボヘボなところが目立ちすぎるので、今日はドラムと歌以外全部やり直すことに。歌に関しては最終的に初音ミクさんに歌ってもらうということもあり、仮歌のままでOKとした。ギターは何度かやり直せば良い結果が得られるとわかっているので100回でも録り直すが、残念ながら歌はどれだけ繰り返したところで変わらないもんね…。

録り直したものをプレイバックしてみると、ギターの高域がチャカチャカとやかましすぎるように感じた。そこで、まず爪を切って(これ大事!)、ギター本体のEQはフラットなまま、柔らかいタッチで弾いて録音。
ProTools LEは自動的にテイクを保存してくれるようになっているのでいちいちテイクごとに個別のトラックを準備する必要はないのだが、僕はさかのぼって良いテイクを探す気はない。だからトラックを2つ用意し、交互に切り替えながらテイクを重ねてゆく。10回ほど弾いたところで良いプレイが録れたので、その時点でもう1つのトラックは削除、最終テイクのトラックだけを残す。
録音中、夕方の4:40頃地震があったようで、部屋がグラグラ揺れたけど、気にせず続行。

ベースギターのタイミングがズレているところも気になってきたので録り直す。こちらは5テイクほどで終了、しかしフレーズ的にまだ練り上げる余地があるので後日またやり直すかもしれない。LG5のブリッジに掌を乗せてハーフミュートで弾いたが、まるで本物のアコースティックベースみたいなサウンドになって上々だった。

最後にギターソロを入れる。ソロは苦手だけど、とにかく勢いで弾く。僕の場合アポヤンドともアルアイレとも違う、指板に対して垂直に弦をはじくような弾き方なので、バチバチした音になりレベルの設定が大変だ。今のところ指弾きのほうが感情が込めやすいので指で弾いているけど、フラットピックが上手に使えたら表現の幅がもっと広がるだろうなと思う。

3時間ほどで録音と仮ミックスまで終了、今回はなかなかいい感じになった。

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2008年7月 7日 (月)

新・萌えるヘッドホン読本

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おれはもうダメかも。てゆうかダメすぎ。

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2008年7月 3日 (木)

The New Standard

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ハービー・ハンコックの『The New Standard』を聴いた。1996年に発表されたCDで、当時はこれがハンコックの考える現代のスタンダードナンバーだということで話題になった。個人的には、そこまで大袈裟に捉える必要はないと思う。実際このアルバムに収録された曲を他のジャズミュージシャンがジャズナンバーとして演奏したのをほとんど聴いたことがないし、まぁレコード会社の企画の一環みたいなものだろう。

先週、友人がクルマに乗っている時このアルバムのカセットをかけてくれたんだけど、最初はハンコックのアルバムだと思わなかった。「すげぇ、これ誰?」「ハンコックのニュー・スタンダードってやつ、ドラムはディジョネットが叩いてる」「ハァ?!なんだこりゃ、すげー」「ギターはジョンスコだったかな、サックスがブレッカー。(ここでマイケル・ブレッカーのソロが始まる)イエー!いけいけーマイケルぅ〜!」…というわけで購入した次第ですが、実は僕、アルバム発表当時にどこかのジャズフェスティバルでハンコックが「ノルウェーの森」を演奏しているのをテレビで見て、それがもう全然面白くなくて、これじゃあアルバムも期待できないなと思って購入を見送ったという経緯があったのでした。

このCDの演奏は他のハンコックと明らかに違う。ついでに言えば、演奏しているミュージシャンも、特にジャック・ディジョネットなんかはまるで別人のようにタイトなプレイをしている。
白眉は一曲目の「ニューヨーク・ミニッツ」。凄まじいテンションと疾走感、ブッちぎれたピアノ、カッコよすぎる。これ、フェードアウトしないで演奏の最後まで収録して欲しかったなー。

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2008年7月 1日 (火)

読書週間

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いろいろ読んでます。

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