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2009年12月

2009年12月30日 (水)

ISA One

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メーカーは英国だがMade in Chinaなので安いプリアンプを導入、フライトケースも付属しているのが持ち運びに便利でヨイ。まずは大晦日のライヴで使ってみるとしよう。

それにしても、楽器にせよ音響製品にせよ、海外製品の日本語マニュアルはひどい代物ばかりで閉口する。マトモな知識のある翻訳家に制作してもらえないものなのだろうか?

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2009年12月29日 (火)

音楽は自由にする

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坂本龍一の自叙伝『音楽は自由にする』を読んだ。タイトルの『Musik macht frei』はアウシュビッツの門にある『Arbeit macht frei(働けば自由になれる)』からだろう、本書の内容とはほとんど関係ないあたりがかえって意味深だ。リアルタイムでYMOやサウンドストリートを聴いて彼のインタビュー記事にも目を通していた自分にとって目新しいものではなかったが、ニューヨークへ移住して以降の活動をまったくフォローしていなかったので後半1/3は楽しく読めた。

全体の長さからしても、音楽や生活や人間関係に関して詳細な事柄を語っている訳ではなく、時系列に沿ってざっと話してみた総論的な印象はあるものの、坂本龍一の人となりはよくわかる。彼は物静かで理知的で繊細で神経質といった一般的なイメージがあるけど、粗野で無計画でわがままでカッコつけたがりで目立ちたがりで破壊的と、その本質はラジカルそのもので、人間面でのネガを全て帳消しにできるほど巨大な才能を持った男…僕がそれにやっと気がついたのは、テラピンから『Neo Geo』というアルバムをリリースして彼が世界へ出て行こうとした時だった。

興味深いのは「自分はこれ以上ないっていうぐらいポップな曲を作ってるのに、リスナーもレコード会社もポップじゃないと言う。アタマにきたからポップスをやめてクラシック路線にした」というくだり。YMOの盟友・細野晴臣と高橋幸宏が極上のポップス語法を身にまとっているのに対して、自分はクラシックと現代音楽の語法しかなくポップスの素養がないと常々コンプレックスを感じていた坂本氏が、それなら自分のやりやすい形で音楽表現をやろうと決意したわけだが、結局それで何の問題もなかったのだから面白い。

250ページで1700円とやや高めの価格設定なので積極的にはお勧めできないが、興味のある方はちょこっと立ち読みでもしてみてください。

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2009年12月 8日 (火)

ブロッケンブラッド

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塩野干支郎次著『ブロッケンブラッド』を四巻まで購入した。それぞれに巻数の表示はないのだが、実質的には続き物。内容は、中世の錬金術師ヨーハン・シュルツの手によって科学的に生み出された魔女の血統を受け継ぐドイツ系三世の主人公・守流津健一(ブロッケンの血族と呼ばれる)が、従姉妹・四方田礼奈の手&趣味によって女装魔女っ子ヒロインとなり、健一らと同じブロッケンの血族だがその能力を悪用する者達と戦う、というもの。吉崎観音、篠房六郎、百瀬武昭あたりの漫画に共通する感覚のバカバカしさが炸裂するバカ漫画である。ちなみに健一が魔法らしき能力を使うシーンは第一話にちょびっと登場したのみで、あとはほぼ、ステッキでブン殴る事により敵を倒している。バトルシーンはだいたい1コマか2コマで終結し、描写そのものが省かれている場合もある。

第三話あたりから「女装して潜入捜査する」というパターンが始まり、これが『ブロッケンブラッド』のその後を決定づけることになる。同時に「可愛く華麗に事件解決」という当初の設定から離れていくことにもなるわけだが、別に誰も気にしないだろうから問題なし。あと、チョイ役で出ていた大沼博士とその助手の存在も忘れられていくが、そちらの方向で物語を膨らませる必要がなくなったのだろう…というか第四話以降、主人公・健一はアイドル「ノイシュヴァンシュタイン桜子」として更なる受難を被っていくのだが、この設定があまりにも大当たりすぎて初期設定が全部吹っ飛んでしまったようだ。

本作品のポイントは、主人公である普通の男子が女装せざるを得ない状況に追い込まれ、嫌々ながらも仕方なく女装しているという点に集約されるだろう。作者はその時のキャラクターの表情を実に魅力的に描いていて、巷の「こんなに可愛いのに女の子のはずがない!」という叫びも納得できようというもの。主人公・健一と周囲の登場人物との思考に於ける落差もスゴイけど。

結局ブロッケンの血族としてその能力を最も悪用しているのは健一をあやつる礼奈なんじゃないの?という気がするんだが、なぜか誰もそこには触れていないw

超お勧めです。是非一読を!

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2009年12月 4日 (金)

EUBのボディレストを固定するナットを交換

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いつも弾いているエレクトリック・アップライトベース(馴染みのない略称で言うところのEUB)、先週末の演奏中、ボディレストを楽器本体に連結固定しているナットがバカになってしまった。いくら締めても締め込めず、ぐるぐる空回りするばかり。数あるEUBの中には、本物のコントラバスを模した作りで肩の部分を装備した楽器もあるのだが、僕の楽器は肩がなくボディレストを身体に当てて支えるようになっている。

ボディレストはシャフトを介してナットで楽器本体に固定するのだが、そのナット内部に切ってあるネジ山・もしくはネジ溝が剪断されて噛み付かなくなってしまったため空回りしていたのだ。こうなるとボディレストはフラフラ〜ッと垂れ下がるばかりで、まるで用を為さない。ナットには演奏者の体重と楽器の自重、さらに弦をはじいた際の応力までもが集中するので、消耗品と捉えるべきなのかもしれない。

楽器に最初から付属してきたナットは、素手で締めたり緩めたりできるよう大振りな取っ手がついたものだったが、市販品で同じものはさすがに見当たらない。せいぜいがテーブルの天板を固定する時等に使われる小さな羽根付きナットで、これでは締め付けに力が入らず、ボディレストにちょっと体重を預けようとしただけですぐに緩んでしまう。

いろいろ試してみた結果どうしても素手で締め込むのは無理があると分かり、最終的には、ナイロンリング入りのナットをレンチで締め込む&緩めるという方法にした。工具を必要とするのは煩わしいが、少なくともこれで演奏中にボディレストが緩んだりする事はなくなった。うっかりレンチを携行し忘れたりしたら笑えないことになるので、楽器にくくりつけて絶えず目に入るようにしてみました(冗談じゃなくて、本当にこの状態で演奏する)。

つか、この手の楽器って肩あったほうがいいよ絶対!

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2009年12月 3日 (木)

データ消えた

wild adventure

足掛け10年以上に渡って続けてきたサイトのデータが全部消えてしまった。なにもかも、一瞬で。喪失感は大きい。でも、ここ数年はほとんど更新していなかったのでちょうどいい機会なのかもしれないし、他人に過去の自慢話を聴かされるたびに辟易としてしまう自分としては、終わった事はもういいんじゃないの、これから先のことを考えようよっていう意味で、スッキリサッパリした気分でもある。

また1から作ればいい。

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