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2014年3月

2014年3月16日 (日)

Fender C/S 1955 Precision Bass

Opb600

ここのところ、プレベをよく弾いている。数年ぶりに弦を新品に張り替えて、そのついでにちょっとだけ弦高を低めにセッティングしたら驚くほど弾きやすくなり、それをきっかけに。先週、バンドのリハにプレベを持ち込んで弾いたところ、70年代の楽曲を中心に演奏するバンドだからプレベ・サウンドがよく合うだろうなと予想していた以上にマッチングの良いサウンドであっただけでなく、素晴らしく快楽度の高い音が飛び出してきたのにはびっくりした。この楽器を入手して以来、ほとんどライン録音にしか使ってこなかったが、ベースアンプを通して大音量で鳴らすべきだった…。xotic SP compressorを通して各弦の音量のバラツキを整えたせいもあるだろうけど、これが60年以上も昔に設計されたベースなのか?と耳を疑うばかり。あるいは、制作者の魂が乗り移ってでもいるんだろうか。コントロール・キャビティ内にはシールディング処理すら施されていないのに、ノイズはまったく気にならない。

個人的に最も魅力的な音色は、ブリッジ部分に掌を置いてハーフミュートしたサウンドで、親指で弾いて良し、ピックで弾いてもまた良し。ミュートせずに普通に2フィンガーで弾いたサウンド、それからスラップ・サウンド。この3種類の音色はどれも性質が異なっているので、楽曲ごとに、あるいは1曲の中でもシーンによって弾き分けることで、大きく景色を変えることができる。それはライン録音でもよく理解していたつもりだったが、ベースアンプとスピーカーを通して空気を振動させるとこんなに気持ちいい音が出せるんだ、と今更ながら実感した次第。極上!

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2014年3月14日 (金)

Modusのキャスター交換

W800

Modusのキャスターが経年劣化でボロボロになってきたので、Wilkhahn Japanに送ってもらった。キャスターは1個500円なのだがあいにくの離島住まい、送料が支払い総額の4割を占めるという有様。しかし、ガタついた椅子を使い続ける不快感を考えれば選択の余地はないのだ。

これまではソフトタイプのキャスターで使っていたのだが、ハードタイプはどんなもんかなと思ってハードタイプを発注。以前のアパートは板の間だったが、今の部屋はカーペットタイルを敷いているのでハードタイプのほうが合うだろうという目論みだが、果たして新しいキャスターに交換してみても新旧の差異はあまり感じられないのだった。

ユーザーの手で交換できるようになっているとはいえ、キャスター交換は骨が折れる。古いキャスターを外すと金属製の芯棒が椅子の脚側に残るのだが、これを引っこ抜くのが大変で、2個まではどうにかいけても、そのあとどんどん握力が落ちてゆくのに連れて交換ペースもどんどん落ちてゆく。

新しいキャスターを差し込むのもなかなか難儀で、とにかく力が必要だ。プラスチックハンマーで軽く叩き入れて、と説明書にあっても、全然軽く入らないじゃないの…。1人でぶつくさ文句を垂れながらも、どうにかこうにか仕上げた頃には汗だくになっていた。ま、これでまた何も気にすることなく椅子を使い続けることができるのなら、この程度の手間はお安い御用というものだろう。Wilkhahnの新作(というには発表からだいぶ時間が経っているけど)Onも気になるところだが、当分はModusでいこう。

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2014年3月 1日 (土)

MONO M80 Vertigo Bass Case

80001

MONO M80 Vertigo Caseは画期的なトップローディング型セミハードケースだ。従来のセミハードケースは床にケースを寝かせて置いて、蓋を開けて楽器の出し入れを行っていたが、M80 Vertigoはケースを垂直に立てたままで楽器の出し入れを行う。世界初かも。なんで今までこういうケースがなかったんだろう?

楽器を表と裏からウレタンで挟むタイプのギグバッグは垂直に立てた状態で楽器を出し入れするスタイルだったが、楽器の保護性能では箱形のセミハードケースのほうが優れており、しかし、セミハードケースは立てた状態で楽器を出し入れするのが難しい(やればできないことはないけど)。M80 Vertigoはこの二者の融合型と言えるギターケースだ。

蓋がもっと大きく開くところまでジッパーが切ってあれば良かったのだが、それをやると強度面で問題が出てくるのかもしれない。楽器の出し入れは軽くスポスポッとできるわけではなくかなり窮屈で、特に格納時にはグイグイ押し込んでやる必要がある。その時、楽器のボディのエッジ部分がジッパーに当たって擦れないように少々気をつけたほうがいいだろう。また、HeadLockと呼ばれる自動ネック固定機能は秀逸だが、ジッパーを閉める時、そのヘッドロック機構周辺にさしかかるとキツくなるので、咬んでしまわないよう丁寧に開け閉めする必要がある(ジッパーの作りがやや華奢な印象があるため)。しかし、タイトなのはそれだけ楽器をしっかり保持するからであり、衝撃が加わった場合にも容易にケース内部で楽器がガタつかないようになっているのだ。

M80 Vertigoのポケットは薄手で、あまり物は入らない。が、できるだけ多く押し込むコツはある。ポケットに物を詰め込んでから、楽器を最後に入れるのだ。先に楽器を入れてしまうと、ジッパーを閉じた際にケース表面に張りがでてポケットには物が入れづらくなる。僕の場合、譜面を入れたB5のクリアファイル2冊、Ex-pro FA 3mケーブルを2本、Fenderのモノグラム・ストラップ、譜面用LEDライト、クリーニング用クロスを入れているが、この程度であれば問題なく収納できる。これらに加え、BOSSサイズのエフェクターを3〜4個は押し込むことができるが、ポケットがパンパンに膨らむので楽器が入らなくなってしまう…。ペダル類やエフェクター類はエフェクターボードに格納するという前提で、割り切った設計になっているのだろう。

それでももうちょっと容量が欲しいという向きに、小物を入れるためのTickケースが別売りで用意されているのだが9000円とちとお高い。それなら、3000円ぐらいの小型バックパックを仕入れて、M80 Vetigoの表側にある金具にベルクロ等で固定して使うという手もある。Shin's Musicのボリュームペダル、xotic SP compressor、peterson Stomp Classic、パッチケーブル等、普段使う小物類はTickケースに全部余裕で収納できる(写真参照)。

M80 Vertigoの背面にある肩掛け用ベルトのクッションは薄く、背中や腰に当たる部分は特に何の工夫もない簡素な造りだ。長時間かつぐと肩が痛くなりそうだが、もしかしたら将来、もっとパッドを奢った安楽仕様の高級版が出てくるかもしれない。

ともあれ、狭いステージ上やお店の中、スタジオでも、楽器の出し入れが格段に楽になった。何と言っても、ケースを床に寝かせる必要が完全に無くなったのは有り難い。これからどんどん使いまくるぞー。

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