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2015年3月

2015年3月 3日 (火)

ARC2

Arc2_with_protools_02

ず〜っと欲しかったIK Multimedia ARC System2を導入。なんで今頃?というと、これまではミキシング&マスタリングをヘッドフォンとスピーカーを併用して行ってきたのだが、最終的にはカーステレオで聴いて音決めをしてきたのだった。できあがった音源をCD-Rに焼いて、クルマに乗って聴いてみて、気になった箇所を部屋に戻って修正、その音源をまたCD-Rに焼いてクルマへ…という繰り返し。要するに、ヘッドフォンで聴く音、スピーカーで聴く音、クルマで聴く音、全部違っていたわけだ。ただ、この3つのうちカーステレオで再生する音がおそらく最も一般的な音だろうというコトで、カーステレオで再生してちゃんと聴こえればOKとしていたわけだ。

しかし、それは手間がかかる割には相当不安定なやり方であったことと、この3月にクルマを乗り換える必要に迫られたこと、多少お財布に余裕ができたこと等が相まって、ARC2の購入に踏み切った次第。

スピーカーの前方に専用のマイクを設置して音場測定を開始。左右のスピーカーからスウィープ音が10回ずつ鳴り、これを1セットにして次の測定ポイントへ移動する。非常に簡単だ。測定中はマイクには触れず、物音を立てないようにする。部屋から出ていたほうがいいのかなと思ったけど、実際にミキシングするときは自分も部屋の中にいるからその状態を再現しておいたほうがいいだろうと考えて、マイク後方の椅子に座ってじっとしていた。

測定結果は、ARC&ARC2を初めて使った人のほとんどがガッカリするのと同様かそれ以上にガッカリで、本気で泣きそう。白い線がフラットな周波数で、オレンジの線がわたくしの録音部屋の特性なのだが、どうです?フラットからは程遠いこの図よ。中低域がニョキニョキ持ち上がった、ふたこぶラクダ状態…。いやはや、ある程度予想はしていたとはいえ、自分のミキシングした音に不満を感じていた原因がよくわかる測定結果と相成った。

ともあれ、こういう音響特性の部屋でスピーカーを鳴らしているんだということがハッキリわかって、しかもソフトウェアがこの状態を補正してくれるのだから、今後はもうちょっといい音でのミキシング&マスタリングができるようになるだろう。

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