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2015年12月

2015年12月30日 (水)

Epifani AL.112C その2

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Epifani AL.112Cを実際にステージで使ってみた。写真のとおり、Marshall MB150の上にAL.112Cを乗せた状態での使用。EQのセッティングは全部12時位置でフラット、ベースはAlleva-Coppolo LG5にxotic SP Compressorを接続。

高域がカリカリしたサウンドになるかと思いきや全然そんなことはなく、Low-B弦の音程までしっかり聴き取れるクリアでパワフルなサウンド。ガッと弾いた時にコンプレッサーが動作する状態まで克明に聴こえるのには驚いた。他のアンプだと「あふーパコパコしてるわー」ぐらいだったのだが、AL.112Cでは「あ、今スレッショルドに引っかかってる」という感じで、音の情報量と密度が圧倒的に違う。違いすぎる。こりゃ凄い。

コントロールはインプット・ゲインとマスター・ヴォリュームの他に、ハイ・ミッド・ローの3バンドEQ、中域をカットするスイッチ(カット量は任意に設定可能)、60年代風の音色に切り替えるスイッチ、ミュート・スイッチを備えている。至ってシンプルなアンプだが、なんの不足も感じられない。また、小型コンボにありがちな、低音や音量を稼ぐためにどこか無理をしているという感じが全くない。不満があるとしたら、付属の電源ケーブルがちょっと短いぐらいかな。

AL.112Cに関してネットで検索してみたのだが、国内で使っている人のレヴューは見つからなかった。こんな素晴らしいアンプなのに!単に入荷台数が少ないからなのかもしれないけど。「コンパクトでハイパワーなベース・アンプ?そんなものは存在しませんよ」と悟っちゃった人や、アンプを持ち歩いてロックを演奏するようなセッションマンには超オススメだ。

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2015年12月21日 (月)

Epifani AL.112C

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新しいベースアンプ、Epifani AL.112Cを入手。外寸:495(W)x419(H)x419(D)、重量:18kg、出力:8Ω 385W(RMS)、4Ω 600W(RMS)となっており、外部スピーカーを接続する際に背面パネルにある切り替えスイッチでインピーダンスを8Ωに変更する。コンボ単体で使う場合には4Ωにスイッチを切り替えておく。スピーカーは12インチ・ウーファー×1,バレット型ツィーター×1。特徴的な台形の筐体はアルミキャスト製で、たぶん同じ大きさの木製キャビネットよりは軽量なのだろうけれど、手に持って「わぁ〜☆軽い!」という感じは全然しない。

インピーダンス切り替えスイッチ、外部スピーカーへの出力端子、ツィーターのレベル調整つまみが背面パネルにあり、それら以外の操作系は電源ケーブルの挿入口までもが全部本体上面のパネルに集中、また、AUX端子が無いことからもプラクティス・アンプではなく、現場仕様のアンプであることが伺える。

電源を入れると、上部パネルにある「600」の文字が青く光る。このアンプはEpifaniが発売しているPiccolo 600というアンプヘッドに同社のスピーカーを組み合わせた製品だ。サウンドはまさしくエピファニ・サウンドそのもので、クリア&パワフル。まだ大きな音で鳴らしていないので、続きは実際にバンド演奏で使ってみてからにしよう。

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2015年12月10日 (木)

NAHOK The Expendables 2

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新しいギター用ケースを購入した。NAHOKというメーカーのギグバッグで、外装が防水・耐UV・防汚加工が施されたスーパーティルト、内装が断熱・耐湿度・耐衝撃機能を持つスーパーヒートインシュレーター+ウレタン。パッと見はテカテカのビニールレザーっぽい印象で、手触りも同様。ケースの外周用ジッパーには止水ファスナーが使われているわりに、ポケットは蓋の一部をマジックテープで固定するだけの簡素な作りで防水機能ゼロ。雨の中このケースを背負って歩くのであれば、ポケット内のものはビニール袋にくるむか、ポケットの上部にタオルなどを詰めるかしないと、ポケット内部は濡れてしまうだろう。

ケース内部にはネック用の枕が無いので、ヘッドに角度のついたギターを格納する場合には、ネックの裏にタオルなんかを丸めて当てたほうが良さそうだ。また、ケースの底部は外部に2箇所ゴム足があるものの、内部に関しては特別にクッションが追加されているわけではないので、ケースを縦に置く時の衝撃を考えると、何かクッションになるものを自前で追加しておいたほうがより安心だ。

このように、わりとスキだらけのギグバッグである。保護性を追求するのであれば、Reunion Blues、Sadowsky、Protection Racketなんかのセミ・ハード系ケースを使ったほうが理にかなっている。NAZCAも良い選択だと思う。個人的なイチオシはMONO M80 Vertigoなのだが、じゃあなんでソレを買わなかったの?と言われると、M80 Vertigoは既にベース用を1つ持っていて普段使っているからギター用には違うものを試してみたかった、という話なわけだ。あと、黒やらグレーやら地味な色のケースに飽きてきたってのもありまして…。

5年ほど前だったか、チャーリー・ライダーという自転車屋さんがギター用ギグバッグを販売していたことがあって、それがテント素材を使ったものだった。黄色や紫といったド派手で毒々しい外装色に心ときめいたものだったが、欲しい欲しいと思っているうちに廃版となってしまった。惹かれたのは「断熱素材」を使っているという点で、他のメーカーが販売するギグバッグには「防水」を謳うものはあっても「断熱」はほとんど見かけない。ここ沖縄では特に夏場、楽器ケース内の温度上昇は気になるところで、断熱素材を使ったケースは非常に魅力的なのだ。

The Expendables 2は内部に空間的な余裕があり、ジッパーを閉じてケースを揺らすと、中でギターが動いているのがわかる。最近の、ケース内で楽器を動かないようにがっちりホールドして守りますというタイプではなく、UndercoverやMooradianのように、ガワを上質なクッションで包んでますというタイプ。設計思想が異なるのでどちらがどうとは言えないが、The Expendables 2は旧き善きタイプのケースだ。

ポケットの容量はさほど大きくない。ヘッド側にあるポケットはクリーニング用クロス、ティッシュ、携帯電話なんかを入れておく程度の空間。開口部は小さくて大きなものは入らない。ボディ側にあるポケットは、蓋をパタッと被せるだけの構造で、開口部が大きく、物の出し入れが楽にできる。A4のファイル+3mのケーブルを2本+BOSSのエフェクターなら4個入るが、あまりたくさん入れると蓋が閉じられなくなってしまう。厚手の革製ストラップを丸めて入れられるようなスペースはないので、薄手のナイロン製ストラップを折りたたんで入れることになるだろう。

ケース背面にあるショルダー・ベルトは外装と同じ素材で、薄手のパッドが入っている。裏側には滑り止め加工が施されていて、背負心地は快適だ。腰が当たるあたりに細いベルトが付いているが、これは腰に巻くものではなく、ケースを手で持ち運ぶ際、ショルダー・ベルトが垂れ下がって邪魔にならないよう固定しておくためのもの。

The Expendables 2は見目麗しく、ストラトとエフェクターを2~3個放り込んでセッションなんかに出掛けるには最適。マホガニー・ネックのレスポールは…ちょっと怖いな。ケース内部に、ネック用の枕と底部クッションが追加されてたら良かったけど、僕はタオルを入れて使っている。断熱素材のケースが欲しいのであればオススメだが、そうでない人は、他の製品でもっと安価で機能的に充実したケースは色々あるので、そちらを選んだほうがいい。「Expendable」という名称通り、これを消耗品と言える人向けだ。

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