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2018年1月 3日 (水)

Soultool Laguz The Junior

Lgz
このギターが発表された時すぐにでも欲しかったが、先立つモノがない身としては見送るしか無かった。それが、数年を経てたまたまお金を持っている時に中古とはいえ出品されたのだから、この機を逃す手はないとばかりに発作的に購入したのが去年の5月31日。

10年ほど前にもSoultoolのギターを購入していて、その時には「これ以外のエレキは買いません」宣言をするほど気に入っており、もちろん今でも何の問題もなく使い続けている。でも、Laguzのルックスを見たらグラッと来るでしょう?サウンドがまた凄くて、砂糖菓子のような可愛い見た目とは全然違う。岩の塊をぶっつけられるようなガツンとした出音で、弦ごとの分離が良く、音が太い。弾き手のプレイを鏡のように反射する反応ぶりはSoultoolのギターに共通する美点で、上手なプレイは上手なまま、下手なプレイは容赦なくそのまま出力する。上手なプレイをすると気持ちよくなって更に良いプレイに発展していくが、ヘタなプレイだとこのギターを弾くのが嫌になるだろう。

ボディとネックはコリーナ製で、ジョイントはセットネック。22フレット仕様で7フレットまでは太めのフレット、8フレットから上は細めのフレットが打たれた2ゾーン・フレッティング。指板はパーフェロー、ヘッドの突板も同じパーフェローが貼られている。12フレット部分とネックサイドに埋め込まれたドット・マーカーは蓄光性のLuminlayと呼ばれるもので、かなりの長時間にわたって光り続ける。ブリッジはABM Wraparound、ナットはGraphtech、マシンヘッドはウルトラスムースに回るGotoh 510。ピックアップはGoodtone P90、下部ホーンに設置されたPUポジション・セレクターは、シンプルにフロント、フロント+リア、リアの3点切り替えとなっている。シリアルナンバーは001。市販品ではなく、本当に試作品として作られた個体だ。ヘッドにあるトラスロッド・カバーは市販モデルだとボディ同色に塗られた仕様だが、この個体では木目がそのまま見える。カバーがなぜボディ同色になったのか、その理由は試作品のカバーを外すとわかる。

Soultool Laguz The Juniorはその名称通り、シングル・カッタウェイ、セットネック構造、3連配置されたペグ、P90ピックアップの採用などからもGibson Les Paul Jr.へのオマージュが感じられる楽器だが、Soultool旧ラインナップのPerformer T&Sシリーズと同様、完全に独自の領域へと昇華されている。ポップな見た目とは裏腹に「洗練された無骨さ」を感じるギターだ。今後の演奏、録音でどんどん使っていきたい。

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