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2018年8月11日 (土)

Steinberger XL2、チューニング・ジョー交換

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Steinberger XL2のチューニング・ジョーが壊れたので新品と交換した。

6月13日に弦を新品に張り替えたのだが、しばらく経つと、ごく少しずつA線のチューニングが下がっていくことに気がついた。弦が不良品だったのかな?と思いつつもチューニングを合わせれば1ステージ普通に弾けたのでそのまま使い続けていたのだが、8月1日の夜、いつものようにチューニングしようとしたらチューニング・ノブを回す手応えが急に軽くなり、バチッという音がしてA線が外れた。弦が切れたのかな?と思って弦を見たがどこも切れたりしておらず、XL2のブリッジの一部=チューニング・ジョーと呼ばれるパーツが破損したことがわかった。

このパーツが壊れやすいというのはユーザー間では有名な話で、もちろん僕もそれを知っていたので「壊れる前に予備のチューニング・ジョーを買っておいた方がいいだろうな」と思っていた。しかし、安いパーツではないので実際に壊れないことには購入の踏ん切りがつかなかったのだ。来るべき時が来た、という感じで、パーツを発注した。

困ったのは、XL2のブリッジを分解する工具が手元になかったことだ。7/64インチという変わったサイズの六角レンチが必要なのだが、手持ちのレンチにはなく、メイクマンで探しても「扱っていない」と言われた。精密レンチという類の工具らしく、Amazonで探したらすぐ見つかったのでAmazonで発注。8月8日、工具とパーツが到着したので交換作業を行った。

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奇妙なことに、XL2のネジはインチ規格とセンチ規格が混在しており、ブリッジをボディに固定しているネジは7/64インチ、ブリッジ自体のトップ・プレートとボトム・プレートを固定するネジは3ミリ、チューニング・ノブを固定するネジは1.5ミリ。もしかしたら、前の持ち主がそのように交換したのかもしれない(余談ながら、ブリッジに落としてあるはずのアース線が見当たらなかった等々、今回の分解以前にも分解されていた形跡がみられる)。あとは特別な工具も必要なく素手で分解できる。ブリッジを上下2つに分割するのは、3ミリの固定ネジを緩めた状態でグイッと押せばいい。

壊れたのはA線のチューニング・ジョーだけだが、念のためE線D線G線のチューニング・ジョーも揃えて新品に交換した。購入した新品のパーツには金属ワッシャ2枚とそれに挟まれてナイロンリング1個が付属しており、これらをチューニング・ノブの根元に取り付けできるようになっていた。オリジナルのパーツは極薄の金属ワッシャが1枚なのだが、これをナイロンリングに換装するとチューニング・ノブの動作が滑らかになる、というのもユーザー間では有名な話なので、金属ワッシャ+ナイロンリング+金属ワッシャをそのまま取り付けてみた。

Photo

すると、これらパーツを設置した厚みのぶんだけチューニング・ノブがブリッジ後方へ突出する状態となり、XL2を床に置いた際ノブが床と接触してしまうことがわかった。そこで、金属ワッシャを外してナイロンリングだけにしたのだが、それでも床に置いた楽器を持ち上げるときにノブが床に接触しそうになる。チューニングの手応えはどうか?というと、「金属ワッシャ+ナイロンリング+金属ワッシャ」「ナイロンリングのみ」いずれもオリジナルよりも抵抗が増えてややグニャッとした感触になる。滑らか、といえばまぁそうかな。しかし、これであれば見た目も含めてオリジナルのままで良いのではないかと思い、最終的には「オリジナルの極薄金属ワッシャ+リチウムグリス(有機モリブデン配合)」に着地。ナイロンリングよりも滑りがよく、チューニング・ノブの回し心地にダイレクトな手応えもあって良好だ。もちろん、楽器を床に置いた時チューニング・ノブが床と接することはなくチューニング・ノブと内部シャフトに余計な応力がかかることもない。

Photo_2

8月5日にライヴ本番があり、その時はXL2が使えなかったのでAlleva-Coppolo LG5を弾いたのだが、十年来の相棒であるLG5よりもXL2を身体が求めているのがわかった。XL2がこれほど我が身に馴染むとは想像していなかっただけに自分でも驚いてる…単に新しもの好きってだけかもしれないけど。ま、贅沢な話ですね。

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