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2019年2月

2019年2月18日 (月)

D'Addario NYXL

Nyxl4

Steinberger XL2、E線の音抜けが悪くなってきたので弦を交換した。ダダリオのNYXL、スタインバーガー専用のダブルボールエンド仕様の弦だ。NYXLは発売された当初ギターに張って使ってみたところ大変良かったのでベースにも使い始めたのだが、特にXL2とは相性がいい。

XL2はA線が元気いっぱいなのに対してE線がおとなしすぎて、音量の落差も大きい(このあたりに設計年次の古い楽器らしさが感じられる)。弦がヘタってくるとその音量差がより顕著になり、E線を弾くときにピッキングを強くしても音が潰れるだけで音が抜けなくなってしまう。弦が新品だと、E線を強めに弾くことでバキバキした音を出して、A線との音量差を音質差で補うことができるのだった。

Nyxl

古い弦を張ることでしか得られないサウンドも確かにあるのだが、それはそういう音が必要とされるジャンルでそういう楽器を使えばいい。XL2には新品の弦がよく似合う。それから、楽器が古いからといって同年代のベースアンプで鳴らしたのではXL2の本当の姿を知ることはできない。最新鋭のベースアンプこそ、XL2が真価を発揮できる舞台なのだ。

新しい弦のメリットはたくさんある。柔らかい弾き心地、抜けのいい音、広いダイナミックレンジ、ピッキングに対する音の追従性、表現力等々。うん、メリットしか思い浮かばないな。じゃあデメリットは?ズバリ、お金がかかることでしょう。楽器を使う頻度にもよるけど短くて2ヶ月程度で張り替えの必要に迫られるわけだが、ダブルボールエンド仕様のNYXLは気軽に買える値段とはいえない。しかし、弦は消耗品であるのと同時に楽器の一部なのだ。僕は快楽を得るためにベースを弾いている。それなら、ヘタった弦を我慢しながら使うことには何の意味もない。苦行したいわけじゃないからね。プリアンプやエフェクターにはポンポンと高い代価を払うのに、音を出す大元である弦はケチるって、奇妙なことじゃないか?新しい機材を買うお金があったら弦を買いだめしたほうが楽しめるぞ…と、自分に言い聞かせるのだった。

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2019年2月11日 (月)

AET EVO-0605SHRF cable

Xlz

去年の11月、東京へ出張した際に楽器屋さんに立ち寄って前々から興味のあったシールドケーブルを購入してきた。オーディオ関係の線材を扱っている AETというメーカーが作った楽器用ケーブルで、お値段は5mのL-Sプラグ仕様で8500円ほど。普段使っているEx-pro FAが同じぐらいの価格帯で、自分としては、消耗品として買い換えるのに躊躇せずに済む上限あたりの値段だ。

Ex-proのケーブルに特に不満はなかったのだが、なんとなく「他にもっと良い物があるんじゃないか?」という気持ちがあって、Ex-proを使いながらも色々なケーブルを購入して使ってきた。しかし手元に残るのは結局Ex-proのケーブルだった。初代モデルであるS-1、モデルチェンジしたPlatinum、そしてFL、FA、どれも非常に良いケーブルで、特にFAは気に入っていて、新製品として発売された当初からずっと使い続けている。

さてAET EVO-0605SHRFという長い名称のケーブルの実力や如何に?ベースアンプに楽器から直結した状態で演奏スタート、うーん…中低域がスカスカだ。ギター用にはいいかもしれないがベース用としては低音が物足りなさすぎる。一曲演奏したあとアンプのセッティングを変えずそのままの状態でEx-pro FAに挿し替えて2曲目の演奏スタート、途端に音量が上がり低域が豊かに満たされていく。「やはりEx-pro FAに優るケーブルはなかった」新しいケーブルを試すたびに繰り返してきた感想が今回も出てきて、この日は最後の曲までEx-pro FAを繋いだまま演奏を終了して「ベースでAET EVOはもう二度と使うことはないだろう」と思った。

一週間後、さすがにもったいないのでもう一回ぐらいは試してみようと思い立ち、AET EVOを演奏で使ってみた。すると、前回の音は何だったんだろうというぐらいに出音が違っており、ズドンと低域が出てきて高域のきらびやかさも素晴らしい!自分の耳がおかしいのかなと思って、一曲演奏したあとアンプのセッティングはそのままでケーブルだけEx-pro FAに挿し替えてみると…驚いたことに、明らかにAET EVOのほうが音量が大きく低音もしっかり出ているのだった。なんで?先週はおろしたてでエレキのパワーが染み渡っていなかったから??いやー慣らし運転って大事なんだなぁ…。

そんなわけで、AET EVOを追加で2本購入し現在メインのケーブルとして使っている。Steinberger XL2との相性も良く、ガッツのある低音&煌めく高域を存分に堪能できる。AETで唯一気になるのは、扱う楽器店が限られていることだ。使い始めてからまだ三ヶ月しか経っていないので耐久性がどの程度なのかわからない。もし断線した場合(カットして半田付けし直せば取り敢えずは使えるようになりますけど)、Ex-proはどこの楽器店に飛び込んでも売ってるが、AETは東京まで買いに出かけるか、離島住まいの身としては通販に頼るしかない。

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