経済・政治・国際

2012年7月10日 (火)

NO NUKES

昨夜見たUStreamの『NO NUKES 2012』は衝撃だった。YMOのライヴが、ではない。日本の法律で「電気を作るのにかかったコストの4.4%を電力会社の利益とする」というものが存在することを知ったからだ。

本来であれば、売上から制作費(制作コスト)を差し引いたものが会社の利益となるのだが、この法律によると、電気に関してだけは、制作費そのものから利益が算出されることになっている。コストをかければかけるほど利益が増える。これは、経済の原則に反している。

なるほど、それで国も電気会社もこぞって原発を推進しているのかとようやく合点がいった次第。先日の会見で関電が「原発の再稼働は、夏の電力需要のためではない」と言い切ったその理由が、やっとわかった。原子炉はコストがかからないと言われているが、使用済みの核燃料を半永久的に冷却保存しなくてはならず、その管理コスト、維持コストを考えると到底ワリに合う発電方法とは思えなかった。しかし「コストを下げれば利益が増える」という常識とは正反対の「コストをかければ利益が増える」という奇怪な法律の存在こそが、問題の原点だったのだ。

この法律により、いったいどれほどの利益が生まれ、どれほどの金がばらまかれてきたのか、想像もできない。人類史上未曾有の大事故を経験して、しかしその後始末もまったくつかぬ状態のまま、原発を再稼働するという。恐るべきは金の力、そして人の心の弱さ、であろう。

かく言う自分も、そのような権益構造の内部に我が身を置いたとしたら、果たして平常心を保てるかどうか全然自信がない。しかし、もはやこれは日本だけの問題ではなくなった。金を持って高飛びすれば逃げおおせるのか?無理だろう。一生サカナを食わなければいいのか?それも無理だろう。地球の上で大気は巡り海流も巡っているのだから。情緒的に環境を守ろう、と言いたいのではない。まったく冷徹な現実として、僕達はいま、環境のことを考えなければならないのだ。

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2008年11月27日 (木)

議員選挙

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今週アタマに町議会議員選挙が告示された途端、拡声器で候補者の名前を連呼しながら街宣車がノロノロと走り回りだした。16の議員枠に対して25人が名乗りをあげており、狭いご町内だから当然候補者同士のクルマが鉢合わせする。ちなみに街宣車とは、候補者個人もしくは知人のクルマの屋根に拡声器を取り付け、ボンネットやドアにポスターを貼り付けたもので、手作り感満載の質素なものだが、候補者の財力に応じて高級車だったり軽自動車だったりするのが興味深い。
郵便受けに投げ込まれたチラシの中には、プロフィールは克明に記載されているものの今回の選挙の候補者であることがどこにも書かれていないものもあり、一体何の宣伝だろうと不思議に思う人もいるのではないだろうか。
毎度のことながら、選挙活動に於いては街宣車の使用を選挙法により禁止してもらいたいものだ(そもそも、有権者が演説を聞きに行こうと思わないような候補者は最初からダメだろう)。エイサーや道ジュネーとはわけが違う。1名を除いた他の候補者は無所属で、それぞれの掲げる政策は一様に同じで特に選ぶところがないこともあり、僕は街宣車を使わなかった人に票を入れるつもりだ。

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2008年11月25日 (火)

国籍法改正法案

日本人としてこれは知っておくべき。危険きわまりない。なぜ国内の景気対策もせずにこんな阿呆な話をしているのか理解に苦しむ。この法案を提出した議員達は、一体何が狙いなのだろうか?

<以下YouTubeコメントより抜粋転載>
「国籍法改正案」は、法務官僚が進めている「移民1000万人計画」の一環です。人件費の安い奴隷移民を、10年間で1000万人、受け入れる計画です。奴隷移民を経団連企業で働かせて、まず経団連企業を国際競争に勝たせて、下請けの内需企業を潤わせる。その結果、税収が上がることで、公務員・みなし公務員のクビを切らなくて済むようにすることが、本当の目的です。でも、奴隷移民が歳を取ったときに、どのみち社会保障費が賄えなくなり、大混乱のうちに日本国が破綻します。
要は、団塊官僚が逃げ切るまでの間、財政破綻を先送りするために 、日本文化が抹殺されようとしています。

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2008年10月24日 (金)

競合製品潰しなのか?

それにしては、あまりにもあからさますぎるのだが…。

2ちゃん→蒟蒻畑を撤去し野田聖子の地元から蒟蒻効果大量入荷

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2008年10月14日 (火)

蒟蒻畑

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幼児の死亡事故を受けてマンナンライフの蒟蒻畑が製造中止になるそうだが、この狂気じみた対応に、つくづく民と官の違いを思い知らされたと感じる人も多いのではないだろうか。
『痛いニュース』

日本史上最大級の犯罪行為とも言える事故米に関して、売却した政府の担当者の名前を公表して処罰するならともかく、事故米と知らずに購入した企業名を実名で公表したり(余計に国に対する風当たりが強くなると思いもしないのだから、どういう精神構造をしているのか疑わざるを得ない)、食品を購入した一個人の責任に帰する窒息死を異常なほど大袈裟に取り上げ(これはマスコミの責任もきわめて重い)理不尽な処分を言い渡す。官とは一体何なのだろうか?

年金特別便とやらが郵送されてきた人も多いと思うが、この郵送料とて我々の税金で賄われていることを考えると誠に恐るべき無駄遣いである。官は、自分たちが何もしなくても国民の支払う税金が自動的に入ってくるから、それを湯水の如く使い捨てようが何の痛痒も感じないのだろう。そして、こういった政治家を選んだのは他ならぬ我々自身であり、その皺寄せが今来ているのだということを決して忘れてはならない。

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2008年5月19日 (月)

Rescue

過日発生した中国四川大地震の現場に5/16、海外の救援隊としては初めて日本のレスキュー部隊が入り、救助活動を展開。時を待たずして中国国内ネットのBBSには日本人に感謝する発言が大量に書き込まれていると報道された。日本人なんか来るな、帰れ!と言われるかと思っていたので正直驚いたが、まだまだ世の中捨てたもんじゃない。
かつて日本がおっぱじめた戦争は間違いだったが、その後の中国圏での反日教育もまた間違いなのだ。戦争で被った怒りと恨みを決して忘れない彼らはまた、今回の救助活動を行う日本人の姿も決して忘れないだろう。

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2008年5月 1日 (木)

ガソリンだけの問題ではない

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衆議院にて、揮発油税の暫定税率復活法案が可決された。せっかく値下がりしたガソリンが、次は今まで以上に値上げされるわけか…やれやれ。こういう政党を与党に選んだ有権者にも重大な責任があるのだが、ひどい仕打ちをされていながらも相変わらず自民公明に投票し続けるのは不思議を通り越して奇怪ですらあり、真性のMかしらと思ってしまう。有権者は、自分が汗水流して働いて払った税金がドブに捨てられるも同然の使い方をされていることについてどう考えているのだろうか?
以下、沖縄タイムス平成20年5月1日木曜日の朝刊から抜粋。『ガソリンにかかる揮発油税の暫定税率を復活させる税制改正法は三十日午後、衆院本会議で自民、公明両党など出席議員の三分の二以上の賛成多数で再可決、成立した』『参院は衆院で「みなし可決」された税制改正法案を衆院に返付、衆院本会議で再可決された。民主、社民、国民新の三党は欠席、共産党は出席して反対した』
僕は共産党を支持しているわけではないが、少なくとも、会議に出席して反対表明をしている点は買える。欠席した政党は論外。

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2008年4月10日 (木)

国辱

ダライ・ラマ14世が来日し、記者会見を開いた。当初は成田でのトランジットだけという話だったので驚いたが、もちろんこっちのほうが数百倍良いに決まっている。しかし日本政府の対応は酷い。幼稚園児同然の辞め方をした前首相の奥さんが会談って、なんだそりゃ?しかも内容は呆れる以外にない間抜けな問答ときた。世界中に恥をさらすのもいい加減にしてもらえないだろうか。いくら中国が怖いからといっても日本の政治家はここまで無能なのか。徒手空拳のチベット人を武力弾圧する中国も卑劣だが、それを見て見ぬ振りを決め込む我が国も負けず劣らず卑怯者だ。
腹の足しにもならぬ聖火なんぞ守らなくていいから、せめて法王が望む薬剤補給ぐらいは人道の名の下に届けていただきたいと切に願う。

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2008年3月17日 (月)

視点

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昨日の新聞に載っていた記事が気になったので少し書いてみたい。以下、少々長いが記事を引用する。『米大統領選の民主党候補指名を争うオバマ上院議員が師と仰ぐ牧師が、説教で人種やテロなどをめぐり問題発言を連発していたとメディアなどで指摘され、オバマ氏の支持組織を辞めた。オバマ氏も「わが師」の批判に追い込まれ、今後の選挙戦に影を落としそうだ。この牧師は、オバマ氏が通うシカゴの教会に在籍していたジェレミア・ライト師。オバマ氏の結婚式の司祭を務めるなど、同氏が長年にわたり「おじのような」親近感と敬意を持ってきた人物。しかし、インターネット上で「(米国は)裕福な白人に支配されている。ヒラリー(クリントン上院議員)には決して分からない」「神は国民を人間以下に扱う米国をののしっている」などと絶叫する過去のさまざまな説教の映像が流出。別の場では「われわれは広島や長崎に原爆を落とし、ニューヨークよりずっと多くの犠牲者を生んだ」などとして、米中枢同時テロは当然の報いとの見方も示していた。米主要テレビはこれらの映像を繰り返し放映した。選挙戦への影響を懸念したオバマ氏は14日、一連の発言は「全く受け入れられず弁解の余地はない」と批判に追い込まれ、ライト師はオバマ氏を支持する宗教指導者組織を辞任した』(沖縄タイムス平成20年3/16朝刊より引用)…日本人にしてみると何故これが問題発言なのか不思議だが、一般的なアメリカ人の日本に対する冷徹な視点や思考がうかがえて大変興味深い。逆に言えば、洗脳同然の教育を施されて正義の旗を振りかざすアメリカ人の中にも、このように相対的な視点を持ち、何が正しい事なのか、何が間違った事なのかを自分の頭で考え表明する人が存在するという事になる。まだまだアメリカも捨てたもんじゃない。

過日、チベットで中国中央政府に対する不満のデモから発展した暴動が発生したが、これに対する中国政府の対応を見ているとあまりにも短絡的で悲しくなる。ダライ・ラマ14世を中国からの分裂を画策し暴動を指示した張本人と決めつけているが、中国政府に対するダライ・ラマ14世の発言は「中国が私をスケープゴートにするなら、真相究明のため国際社会の調査を受ければいい」(沖縄タイムス平成20年3/17朝刊より引用)と誠にあっぱれである。そもそも中国がチベットを侵略して領土とし、文化的宗教的自由を抑圧している事実に対して中国政府はまったく触れず都合の良い視点からのみ発言している。

動物行動学者コンラート・ローレンツの本『ソロモンの指輪』で読んだのだが、オオカミはオオカミ同士喧嘩になっても相手が首もとを見せて降参すれば、それ以上の攻撃は加えず喧嘩は収束する。しかし、ハトはハト同士喧嘩になった場合、相手が瀕死の状態に陥ってもなお羽をむしり続けたり皮を剥いだ相手の肉体を鋭いくちばしでつつき続けるのをやめない。強い動物はどの程度攻撃を加えたら相手が致命傷を負うのかを知っており、弱い動物ほど加減を知らず過剰に攻撃してしまうのである。強面に見えるアメリカも中国も、実は決して強くないのではなかろうか。

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