楽器

2016年1月 1日 (金)

明けましておめでとうございます

O90

嘉手納での年越しライヴを終え、泡瀬運動公園でニューイヤー花火がどっかんどっかん打ち上げられるのをクルマの窓から眺めつつ帰宅。2016年になりました。明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

31日の年越し演奏ではEpifani AL.112Cを床に直置き、ヴィンテージ・モードで使用。床から浮かせた状態で設置した時よりも当然ながら低音はドッと出るけれど、ブーミーになりすぎることもなく低音に包み込まれるような感じ。良い演奏、良い楽器、良いアンプは、誰もが幸せになれると感じた一夜でした。

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2015年12月30日 (水)

Epifani AL.112C その2

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Epifani AL.112Cを実際にステージで使ってみた。写真のとおり、Marshall MB150の上にAL.112Cを乗せた状態での使用。EQのセッティングは全部12時位置でフラット、ベースはAlleva-Coppolo LG5にxotic SP Compressorを接続。

高域がカリカリしたサウンドになるかと思いきや全然そんなことはなく、Low-B弦の音程までしっかり聴き取れるクリアでパワフルなサウンド。ガッと弾いた時にコンプレッサーが動作する状態まで克明に聴こえるのには驚いた。他のアンプだと「あふーパコパコしてるわー」ぐらいだったのだが、AL.112Cでは「あ、今スレッショルドに引っかかってる」という感じで、音の情報量と密度が圧倒的に違う。違いすぎる。こりゃ凄い。

コントロールはインプット・ゲインとマスター・ヴォリュームの他に、ハイ・ミッド・ローの3バンドEQ、中域をカットするスイッチ(カット量は任意に設定可能)、60年代風の音色に切り替えるスイッチ、ミュート・スイッチを備えている。至ってシンプルなアンプだが、なんの不足も感じられない。また、小型コンボにありがちな、低音や音量を稼ぐためにどこか無理をしているという感じが全くない。不満があるとしたら、付属の電源ケーブルがちょっと短いぐらいかな。

AL.112Cに関してネットで検索してみたのだが、国内で使っている人のレヴューは見つからなかった。こんな素晴らしいアンプなのに!単に入荷台数が少ないからなのかもしれないけど。「コンパクトでハイパワーなベース・アンプ?そんなものは存在しませんよ」と悟っちゃった人や、アンプを持ち歩いてロックを演奏するようなセッションマンには超オススメだ。

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2015年12月21日 (月)

Epifani AL.112C

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新しいベースアンプ、Epifani AL.112Cを入手。外寸:495(W)x419(H)x419(D)、重量:18kg、出力:8Ω 385W(RMS)、4Ω 600W(RMS)となっており、外部スピーカーを接続する際に背面パネルにある切り替えスイッチでインピーダンスを8Ωに変更する。コンボ単体で使う場合には4Ωにスイッチを切り替えておく。スピーカーは12インチ・ウーファー×1,バレット型ツィーター×1。特徴的な台形の筐体はアルミキャスト製で、たぶん同じ大きさの木製キャビネットよりは軽量なのだろうけれど、手に持って「わぁ〜☆軽い!」という感じは全然しない。

インピーダンス切り替えスイッチ、外部スピーカーへの出力端子、ツィーターのレベル調整つまみが背面パネルにあり、それら以外の操作系は電源ケーブルの挿入口までもが全部本体上面のパネルに集中、また、AUX端子が無いことからもプラクティス・アンプではなく、現場仕様のアンプであることが伺える。

電源を入れると、上部パネルにある「600」の文字が青く光る。このアンプはEpifaniが発売しているPiccolo 600というアンプヘッドに同社のスピーカーを組み合わせた製品だ。サウンドはまさしくエピファニ・サウンドそのもので、クリア&パワフル。まだ大きな音で鳴らしていないので、続きは実際にバンド演奏で使ってみてからにしよう。

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2015年12月10日 (木)

NAHOK The Expendables 2

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新しいギター用ケースを購入した。NAHOKというメーカーのギグバッグで、外装が防水・耐UV・防汚加工が施されたスーパーティルト、内装が断熱・耐湿度・耐衝撃機能を持つスーパーヒートインシュレーター+ウレタン。パッと見はテカテカのビニールレザーっぽい印象で、手触りも同様。ケースの外周用ジッパーには止水ファスナーが使われているわりに、ポケットは蓋の一部をマジックテープで固定するだけの簡素な作りで防水機能ゼロ。雨の中このケースを背負って歩くのであれば、ポケット内のものはビニール袋にくるむか、ポケットの上部にタオルなどを詰めるかしないと、ポケット内部は濡れてしまうだろう。

ケース内部にはネック用の枕が無いので、ヘッドに角度のついたギターを格納する場合には、ネックの裏にタオルなんかを丸めて当てたほうが良さそうだ。また、ケースの底部は外部に2箇所ゴム足があるものの、内部に関しては特別にクッションが追加されているわけではないので、ケースを縦に置く時の衝撃を考えると、何かクッションになるものを自前で追加しておいたほうがより安心だ。

このように、わりとスキだらけのギグバッグである。保護性を追求するのであれば、Reunion Blues、Sadowsky、Protection Racketなんかのセミ・ハード系ケースを使ったほうが理にかなっている。NAZCAも良い選択だと思う。個人的なイチオシはMONO M80 Vertigoなのだが、じゃあなんでソレを買わなかったの?と言われると、M80 Vertigoは既にベース用を1つ持っていて普段使っているからギター用には違うものを試してみたかった、という話なわけだ。あと、黒やらグレーやら地味な色のケースに飽きてきたってのもありまして…。

5年ほど前だったか、チャーリー・ライダーという自転車屋さんがギター用ギグバッグを販売していたことがあって、それがテント素材を使ったものだった。黄色や紫といったド派手で毒々しい外装色に心ときめいたものだったが、欲しい欲しいと思っているうちに廃版となってしまった。惹かれたのは「断熱素材」を使っているという点で、他のメーカーが販売するギグバッグには「防水」を謳うものはあっても「断熱」はほとんど見かけない。ここ沖縄では特に夏場、楽器ケース内の温度上昇は気になるところで、断熱素材を使ったケースは非常に魅力的なのだ。

The Expendables 2は内部に空間的な余裕があり、ジッパーを閉じてケースを揺らすと、中でギターが動いているのがわかる。最近の、ケース内で楽器を動かないようにがっちりホールドして守りますというタイプではなく、UndercoverやMooradianのように、ガワを上質なクッションで包んでますというタイプ。設計思想が異なるのでどちらがどうとは言えないが、The Expendables 2は旧き善きタイプのケースだ。

ポケットの容量はさほど大きくない。ヘッド側にあるポケットはクリーニング用クロス、ティッシュ、携帯電話なんかを入れておく程度の空間。開口部は小さくて大きなものは入らない。ボディ側にあるポケットは、蓋をパタッと被せるだけの構造で、開口部が大きく、物の出し入れが楽にできる。A4のファイル+3mのケーブルを2本+BOSSのエフェクターなら4個入るが、あまりたくさん入れると蓋が閉じられなくなってしまう。厚手の革製ストラップを丸めて入れられるようなスペースはないので、薄手のナイロン製ストラップを折りたたんで入れることになるだろう。

ケース背面にあるショルダー・ベルトは外装と同じ素材で、薄手のパッドが入っている。裏側には滑り止め加工が施されていて、背負心地は快適だ。腰が当たるあたりに細いベルトが付いているが、これは腰に巻くものではなく、ケースを手で持ち運ぶ際、ショルダー・ベルトが垂れ下がって邪魔にならないよう固定しておくためのもの。

The Expendables 2は見目麗しく、ストラトとエフェクターを2~3個放り込んでセッションなんかに出掛けるには最適。マホガニー・ネックのレスポールは…ちょっと怖いな。ケース内部に、ネック用の枕と底部クッションが追加されてたら良かったけど、僕はタオルを入れて使っている。断熱素材のケースが欲しいのであればオススメだが、そうでない人は、他の製品でもっと安価で機能的に充実したケースは色々あるので、そちらを選んだほうがいい。「Expendable」という名称通り、これを消耗品と言える人向けだ。

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2015年8月11日 (火)

TAMA Silverstar Cocktail-Jam Kit

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バンドで使うためのドラム、TAMA Silverstar Cocktail-Jam Kitを購入。よっしゃー、これでドラムを置いていないハコでも、ストリートでも、どこででも演奏が可能になったぞ!…最大の問題はドラマーがいないことなのだが。

カクテルジャム・キットは、狭い場所で演奏するため、また、持ち運びを簡便にするために極限まで装備を削ぎ落したドラムセットで、脚で開閉するハイハット・スタンドは付属しない。手動でのレバー操作によって開閉するシンバル・ホルダーが別売りで用意されているので、割り切って手動ハイハットでの演奏を楽しむのもアリだ。が、スチュワート・コープランドみたいに叩きたい時のために、ハイハット・スタンドも合わせて購入した。

当然ながらシンバル類も別売りで、今回は個人的な好みでPaisteを選択した。14インチのハイハットと10インチのスプラッシュはPST-8、16インチのクラッシュはTwenty Custom Collection、いずれも特価品。できれば、同じシリーズで統一したほうが音色面でのまとまりはいいだろう。

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左の黒いバッグがハードウエア用のケースで、右の丸いバッグがシェル用のケース。カクテルジャム・キットは全部この中に収まっている(真ん中にあるオレンジのパイピングが施されたケースはスティック・ケース)。あとはハイハット・スタンド、ドラム・スローンを持っていけばOKだ。シンバル用のケースもあればあったでいいだろうが、神経質にならないのであれば、シェル用ケース内にシンバル類も重ねて入れておける。このように、通常のドラムセットと比べて驚くほどコンパクトに収納できるので、使わない時の置き場所に悩むこともない。それから、クルマの荷台がハードウエアの重量に耐えかねて変形する心配もない。

音色はコンパクトなドラムセットの音(バスドラムは16×6インチ、フロアタムが14×5.5インチ、ハイタムが10×5インチ、スネアが12×5インチ)だから、音色を改善するためにヘッドを交換する必要はあるかもしれないが、あとは奏者の技量と工夫次第。組み立てに要する時間は10分程度で、分解にかかる時間も同じぐらいだ。

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2015年5月 4日 (月)

電気コントラバス

 

V80
数年前の台風の日に突然音が出なくなったエレクトリック・アップライトベースを修理に出していたのだが、このGWに戻ってきた。音が出なくなった原因は、コントロール・キャビティ内に宙吊り状態で設置されていたプリアンプへの配線が断線したため。プリアンプ自体はさしたる重量物ではなく、周囲の空間はスポンジを詰め込んであったので宙吊りでも配線に負荷はかからなかったようだが、激しいステージ・アクションをしようがしまいが、何年もこの状態で使い続けていればそりゃいつかは断線もするだろう…という構造。リペアマン氏の助言もあり、プリアンプはキャビティ内部の壁に固定してもらった。ポット洗浄に加えて、照明などのノイズを拾いやすいのも気になっていたのでノイズ殺しを施してもらった(キャビティ内部のノイズ・キャンセリング処理+ワイヤー交換)。これまでアウトプット・ジャックから弦にアースを落とすために仕方なく使っていた外付けのワイヤーが不要となり、外観も非常にスッキリした。

あとは、本体背面に接地されているワンタッチで開くバッテリー・ボックスが、弦を弾くときに時折共振を起こしていたので、バッテリー・ボックスを撤去し、蓋をネジ止めする方式にしてもらった。電池交換の手軽さはなくなるけど、共振してビリつきが生じるよりずっといいし、そう頻繁に電池交換するわけでもないので大して気になりません。バッテリー・コンパートメントの蓋はべっ甲柄で、なかなか洒落た感じ。バッテリー・スナップも高品質なものになってひと安心。

アップライトの出番は今のところないけれど、いつでも使えるようにしておくのが大事なのだ。と言うか、まずは衰えた筋力を取り戻すようトレーニングしなくては…。

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2014年6月 6日 (金)

Tonemaster 1959

Tm80
通常のエレクトリック・ギターとスライド・バーを使ってスライド・プレイをしてはいたものの、やっぱり本物のスティール・ギターが欲しいと常々思っていた。ペダル・スティールか、あるいはもっと手軽なラップ・スティールがいいなぁ、と。

今年の二月に、那覇のまんが倉庫(中古品の買い取りや販売を行っているお店)で何本かラップ・スティールの中古が陳列されているのを発見、一緒に置いてあるGibsonやTeiscoを差し置いて目に飛び込んできたのがSuproだった。白いパーロイド柄が少し褪色している。あああ、なんてキュートなんだ!ポップを見ると1959年製とある。こんな古い楽器、マトモに音が出るんだろうか?でもカワイイ、欲しい…と、心を残して店を後にした。なにしろ、購入したくてもお金が全然なかったのだ。

それから3ヶ月ほどして購入の算段がつき、再びお店に行ってみたら、ガラスケースごとラップ・スティールは全部無くなっていた。はー、沖縄にもあんなもん(失礼!)を買い占めるような数寄モノがいたんだな、やっぱり見つけた時に買っておかないとかっさらわれるんだよなとガッカリ。またの機会を待つしかない、でもこの先、何年待ったところでああいう楽器に出逢える可能性がもう一度でもあるんだろうか…と嘆息混じりに帰宅。

ところが先月、宜野湾のまんが倉庫に立ち寄ってみたら、そこに全部あるではないか。なんのことはない、ガラスケースと一緒にお店を移されただけだったのだ。レイアウトもポップもそのまま、GibsonもTeiscoも同じように陳列されていた。う〜ん、テス子も魅力的だけど何と言ってもSuproだ。一目惚れしたからには目移りしている場合じゃない!古い楽器だしノイズが酷くても買っただろうけど、一応購入前には音出しして確認しておかなくては…というコトで店員さんを呼んでアンプに接続してもらった。

意外にも、ピックアップはほとんどノイズを拾わず、しかも出力は結構パワフル。懸念していたボリューム・ポットのガリは皆無、アウトプット・ジャックのガリも全然ない。部品を交換してあるなと即座に気がついたが、別にオリジナル・パーツにこだわるわけでもなく、むしろすぐライヴに持ち出して使えるような実践的な改造は大歓迎だ。弾かずに飾っておくだけの楽器なんて可哀想じゃないか?

というワケで、今度こそお持ち帰り。専用の金属製三脚と木製ケースが付属していた。ウチに帰ってから落ち着いてあちこち見てみると、前の持ち主が大事に使っていたことがよくわかった。ボリューム・ポットとトーン・ポットがあり、トーンのほうは回路がバイパスされているようで回しても反応しない。ストレートな音を得る為の改造と思われ、特に問題無し。三脚の1本はシャフトと固定用のネジを紛失したのかあるいは壊れたのか、別の部品に交換されていた。年季の入ったハードケースには、消えかかってはいるものの、前の持ち主の名前と住所がペン書きされていた。どうしてこれを手放してしまったんだろう?ネック裏のシリアル・ナンバーから当時1万本以上生産された普及機であり、それほど高額な楽器ではなかったにせよ(むしろ、ブリッジの構造等からは廉価な楽器であることが伺える)壊れた箇所を修理しながら使い続けていたのだ。

ともあれ、Supro Tonemasterは僕の手元にやってきた。55年前に作られた楽器だけど、全然問題なく使える。これから自分のバンドでもどんどん弾いていこう!芥子色をしたオリジナルのハードケースはとても良い佇まいだが、雨降りに遭うと水が侵入するかもしれないので、新たにギグバッグを買ったほうがいいかな。

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2014年3月16日 (日)

Fender C/S 1955 Precision Bass

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ここのところ、プレベをよく弾いている。数年ぶりに弦を新品に張り替えて、そのついでにちょっとだけ弦高を低めにセッティングしたら驚くほど弾きやすくなり、それをきっかけに。先週、バンドのリハにプレベを持ち込んで弾いたところ、70年代の楽曲を中心に演奏するバンドだからプレベ・サウンドがよく合うだろうなと予想していた以上にマッチングの良いサウンドであっただけでなく、素晴らしく快楽度の高い音が飛び出してきたのにはびっくりした。この楽器を入手して以来、ほとんどライン録音にしか使ってこなかったが、ベースアンプを通して大音量で鳴らすべきだった…。xotic SP compressorを通して各弦の音量のバラツキを整えたせいもあるだろうけど、これが60年以上も昔に設計されたベースなのか?と耳を疑うばかり。あるいは、制作者の魂が乗り移ってでもいるんだろうか。コントロール・キャビティ内にはシールディング処理すら施されていないのに、ノイズはまったく気にならない。

個人的に最も魅力的な音色は、ブリッジ部分に掌を置いてハーフミュートしたサウンドで、親指で弾いて良し、ピックで弾いてもまた良し。ミュートせずに普通に2フィンガーで弾いたサウンド、それからスラップ・サウンド。この3種類の音色はどれも性質が異なっているので、楽曲ごとに、あるいは1曲の中でもシーンによって弾き分けることで、大きく景色を変えることができる。それはライン録音でもよく理解していたつもりだったが、ベースアンプとスピーカーを通して空気を振動させるとこんなに気持ちいい音が出せるんだ、と今更ながら実感した次第。極上!

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2014年3月 1日 (土)

MONO M80 Vertigo Bass Case

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MONO M80 Vertigo Caseは画期的なトップローディング型セミハードケースだ。従来のセミハードケースは床にケースを寝かせて置いて、蓋を開けて楽器の出し入れを行っていたが、M80 Vertigoはケースを垂直に立てたままで楽器の出し入れを行う。世界初かも。なんで今までこういうケースがなかったんだろう?

楽器を表と裏からウレタンで挟むタイプのギグバッグは垂直に立てた状態で楽器を出し入れするスタイルだったが、楽器の保護性能では箱形のセミハードケースのほうが優れており、しかし、セミハードケースは立てた状態で楽器を出し入れするのが難しい(やればできないことはないけど)。M80 Vertigoはこの二者の融合型と言えるギターケースだ。

蓋がもっと大きく開くところまでジッパーが切ってあれば良かったのだが、それをやると強度面で問題が出てくるのかもしれない。楽器の出し入れは軽くスポスポッとできるわけではなくかなり窮屈で、特に格納時にはグイグイ押し込んでやる必要がある。その時、楽器のボディのエッジ部分がジッパーに当たって擦れないように少々気をつけたほうがいいだろう。また、HeadLockと呼ばれる自動ネック固定機能は秀逸だが、ジッパーを閉める時、そのヘッドロック機構周辺にさしかかるとキツくなるので、咬んでしまわないよう丁寧に開け閉めする必要がある(ジッパーの作りがやや華奢な印象があるため)。しかし、タイトなのはそれだけ楽器をしっかり保持するからであり、衝撃が加わった場合にも容易にケース内部で楽器がガタつかないようになっているのだ。

M80 Vertigoのポケットは薄手で、あまり物は入らない。が、できるだけ多く押し込むコツはある。ポケットに物を詰め込んでから、楽器を最後に入れるのだ。先に楽器を入れてしまうと、ジッパーを閉じた際にケース表面に張りがでてポケットには物が入れづらくなる。僕の場合、譜面を入れたB5のクリアファイル2冊、Ex-pro FA 3mケーブルを2本、Fenderのモノグラム・ストラップ、譜面用LEDライト、クリーニング用クロスを入れているが、この程度であれば問題なく収納できる。これらに加え、BOSSサイズのエフェクターを3〜4個は押し込むことができるが、ポケットがパンパンに膨らむので楽器が入らなくなってしまう…。ペダル類やエフェクター類はエフェクターボードに格納するという前提で、割り切った設計になっているのだろう。

それでももうちょっと容量が欲しいという向きに、小物を入れるためのTickケースが別売りで用意されているのだが9000円とちとお高い。それなら、3000円ぐらいの小型バックパックを仕入れて、M80 Vetigoの表側にある金具にベルクロ等で固定して使うという手もある。Shin's Musicのボリュームペダル、xotic SP compressor、peterson Stomp Classic、パッチケーブル等、普段使う小物類はTickケースに全部余裕で収納できる(写真参照)。

M80 Vertigoの背面にある肩掛け用ベルトのクッションは薄く、背中や腰に当たる部分は特に何の工夫もない簡素な造りだ。長時間かつぐと肩が痛くなりそうだが、もしかしたら将来、もっとパッドを奢った安楽仕様の高級版が出てくるかもしれない。

ともあれ、狭いステージ上やお店の中、スタジオでも、楽器の出し入れが格段に楽になった。何と言っても、ケースを床に寝かせる必要が完全に無くなったのは有り難い。これからどんどん使いまくるぞー。

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2014年2月10日 (月)

xotic SP compressor 2

B600
xotic SPコンプをバンドのリハで実際に使ってみた。ベースはAlleva-Coppolo LG5、楽器本体のプリアンプはONで演奏。いやぁ…初めて「パッコーン」というコンプ・サウンドを心地良く感じましたよ。これまでずっと無色透明なコンプこそ正義と信じ込んできたけど、なるほど、これがコンプの快感ってやつか!

かかり具合がキツイな、窮屈だなと感じたらトグルスイッチをLOポジションにするか、BLENDツマミを左側(原音寄り)に回せばいい。物足りないなと思ったらトグルスイッチをMIDポジションにするか、BLENDツマミを右側(エフェクト音寄り)に回せばいい。今日は、トグルスイッチLO&BLENDツマミ12時(センター)の位置からスタートして、最終的にはトグルスイッチMID、BLENDツマミ2時あたりに落ち着いた。ボリュームのツマミは適宜調整しつつも、終始バイパス時よりやや音量大きめの位置で使用。

こんなに小さな筐体だが、サウンドは文句無しの素晴らしさ。今まで使ってきたストンプボックス型コンプの中で最も快楽度が高いコンプだ。超おすすめ。

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