ISA One
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いつも弾いているエレクトリック・アップライトベース(馴染みのない略称で言うところのEUB)、先週末の演奏中、ボディレストを楽器本体に連結固定しているナットがバカになってしまった。いくら締めても締め込めず、ぐるぐる空回りするばかり。数あるEUBの中には、本物のコントラバスを模した作りで肩の部分を装備した楽器もあるのだが、僕の楽器は肩がなくボディレストを身体に当てて支えるようになっている。
ボディレストはシャフトを介してナットで楽器本体に固定するのだが、そのナット内部に切ってあるネジ山・もしくはネジ溝が剪断されて噛み付かなくなってしまったため空回りしていたのだ。こうなるとボディレストはフラフラ〜ッと垂れ下がるばかりで、まるで用を為さない。ナットには演奏者の体重と楽器の自重、さらに弦をはじいた際の応力までもが集中するので、消耗品と捉えるべきなのかもしれない。
楽器に最初から付属してきたナットは、素手で締めたり緩めたりできるよう大振りな取っ手がついたものだったが、市販品で同じものはさすがに見当たらない。せいぜいがテーブルの天板を固定する時等に使われる小さな羽根付きナットで、これでは締め付けに力が入らず、ボディレストにちょっと体重を預けようとしただけですぐに緩んでしまう。
いろいろ試してみた結果どうしても素手で締め込むのは無理があると分かり、最終的には、ナイロンリング入りのナットをレンチで締め込む&緩めるという方法にした。工具を必要とするのは煩わしいが、少なくともこれで演奏中にボディレストが緩んだりする事はなくなった。うっかりレンチを携行し忘れたりしたら笑えないことになるので、楽器にくくりつけて絶えず目に入るようにしてみました(冗談じゃなくて、本当にこの状態で演奏する)。
つか、この手の楽器って肩あったほうがいいよ絶対!
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スライドマニアのみなさんこんにちは。これまでにもスライドバーを指輪型にしたり、筒の半分をカットしたりしてバーを装着した小指または薬指でも押弦できるよう工夫された製品はあったけど、このSwivelSlideはその決定打と言えるもの。欠点は、小指にしか装着できないことか。
指輪の外周にクルクル回転する金属を取り付けてあり、演奏中に軽く手を振ることでタイミングよくスライド状態にしたり解除したりできるようになっている…実際、そんなにうまくいくのかなぁという気はするけどw デモ映像を見る限りでは相当有用なんじゃないだろうか。指輪のサイズは何種類か用意されており、これはぜひ日本でも発売してほしいものだ。
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多くのエレキベースは、回路からブリッジにアースが引かれていて、弦に手を触れると人間の身体にアースが落ちてノイズが消えるようになっている。僕がいつも弾いているエレクトリック・アップライトベースは楽器そのものにノイズはないけれど外来ノイズを拾ってしまうようで、ステージで弾くときライン音にノイズが乗ることが多い。そこで、出力端子から引いたリード線をワニ口クリップで弦に固定し、さらにブリッジ付近の弦同士にアルミホイルを巻いて導電させ、どの弦にでも手が触れている限りノイズが出ないようにしている…のだが、なにしろ見た目がカッコ悪い!特にアルミホイルがw
僕が参加しているSNS・ボーカロイドにゃっぽんのお友達が、先日「導電性フォームを使ってみては?」と教えてくれたので、さっそくパーツ屋さんへ行ってICのESD(静電気放電)防止用フォームを購入してきた。通常のスポンジに較べると、まるで経年劣化したかのような弾力のなさとモロさで、何度もキツく折り曲げるとたやすく亀裂が入って折れてしまう。楽器をギグバッグに出し入れする際こすったりしたらすぐボロボロになりそうな気はするけど、これなら真っ黒なので目立たないし、弦に共振して異音を発する心配もない。しばらく使ってみて、どういう具合になるのか様子を見てみるとしよう。
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荷物の整理をしていたら楽器のハードケースが出てきた。中身は1990年製Modulus Quantum-4で、ケースも今時の樹脂製ではなくトーレックス張りの木製。ネックはトラスロッドが入っていないので調整不要、というか調整不可能なのだが、このベースギターを手に入れて以来まったく問題なし。
こちらは2002年製Modulus Quantum-6。創業者であるジェフ・グルーが会社を去った後に制作されたもので(彼は1995年にモジュラス社を退社している)、90年モジュのネックの付け根にあったグラファイトネックに関する特許番号は、こちらにはない。そのかわり丸い穴が空いているのだが、ここからレンチを差し込んでトラスロッドを回すようになっている。また、コントロールノブの並び方がボディの輪郭に沿うように変更されている。
90年モジュの裏側。ネックはグロスフィニッシュ、意外と皮膜の薄い塗装が施されたボディはアルダー。
02年モジュの裏側。ネックはサテンフィニッシュでサラサラした手触り。ちょっぴり厚いポリ塗装のボディもサテンフィニッシュでアルダーのバック、ブビンガのトップ。上部ホーン、下部ホーンともに90年モジュよりもやや太くなっているが、それは六弦モデルだからだ。当然、重量も90年モジュより02年モジュのほうが重いのだが、ケース込みの総重量となると逆転する。樹脂製ケースは本当に軽い!
年代的に最大の違いがあるのはネックそのもの(※接写撮影時、レンズによる樽型歪が生じているためネックが曲がって見えるが、実際のネックは曲がっているわけではない)。上が90年モジュ、下が02年モジュで、結晶模様がまったく異なるのがよくわかる。しかし、音に大差はない。トラスロッドの有無による音の差も…正直、よくわからないw それらの要素よりも、指板の材質による音の違いのほうがはるかに大きいと感じられる。
90年モジュの指板はコンポジット、02年モジュの指板はチェチェンという木製で、前者は指板上というか、フレット上の弦がいまどんな状態にあるかを神経質なまでによく伝える。端的に言うと、カチャカチャうるさい。後者はフレットノイズが程良く抑えられ、大人しめのサウンドだ。モジュラスはグラファイトネックの個性がきわめて強力で、ボディのトップ材がなんであろうが(モジュラスの場合トップ材は完全に装飾と捉えていい)、ピックアップやプリアンプに何を使おうが結局「モジュラスの音」にしかならない。そのグラファイトに木の指板を組み合わせることで音質のコントロールをはかっているのだろうが、02年モジュを入手したとき「なるほど、良いところに目をつけたものだ」と感心した。
以前も書いたけど、モジュラスは高級機ではない。高価格機だ。それはグラファイトという素材そのものが高価であり、加工、成形に手間がかかるからであって、決して木工に高度な技術を注ぎ込んでいるからではない。湿度調整剤を入れたケースにしまっておいて、時々出してピカピカに磨いて眺めてウットリ…なんて楽器ではない。大雨の日だろうが真夏の炎天下でのライヴだろうが、ネックの反りやチューニングの狂いを微塵も気にすることなく平気で持ち出すことができる、素晴らしいベースギターなのだ。
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昨日のステージでは一時間以上ぶっ通しで弾いたためか、アップライトベースを弾き始めて以来、初めて血豆ができた。右手の中指に。演奏の途中PA側でベースの音量を下げられたので強めにピッキングし続けたのが良くなかったし、2種類のケーブルによる出音の差をチェックするため&エンドピン・ストッパーの効果を試すため荷物が増えてしまい、Ex-proの32volt Boosterを持って行かなかったのも災いした。
現場では道具を持ち合わせていなかったので水(血)抜きができず、非常に弾きづらかった、というか、中指ではマトモにピッキングできなかった。終盤は人差し指だけで弾いたが、中指を併用してのオルタネイト・ピッキングじゃないとじきにバテてしまうのがツライ。そのぶん余計な音を出さずシンプルなプレイに徹することができたのは、文字通り怪我の功名だったけど。
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ブログ更新インターバル以上の久々さ加減で、レイクランドの弦を新品に交換した(たぶん二年近く交換してなかったと思う)。弦はいつものリチャード・ココのニッケル。レイクランドを手にしたときは「もうこれ以上のベースギターなんてない!最高!最初からこれ買っとけば良かった!」と大喜びして、その数年後アリーヴァ・コッポロを入手して「他のベースはいらない!これ一本だけでいい!」と狂喜して、ヴェクターを弾き出したら「ベースギターは所詮ギターだった!これこそが本物のベースだ!」と浮かれポンチになって。…で、今またレイクランドに戻ってきた。そのうちモジュラスにもいくだろうw
それぞれの楽器にそれぞれの個性と特徴があり、同じヴィンテージ志向でもレイクランドはブライトでより現代的なサウンド、コッポロは骨太かつ肉厚なサウンド、フェンダーは言わずもがなのフェンダー・トーン。モジュラスは超安定したダークなサウンド、ヴェクターは素晴らしいコントラバス・サウンド。いずれも離れ難い。
レイクランドに回帰したのは、4/18(土)のライヴでエレクトリックベースを弾くようオーダーがあったため。ちょうど一年前にコッポロを手に入れて以来レイクランドを弾く機会が激減してしまったこともあり、今回のライヴでレイクランドを起用することにした次第。
しかしここ半年程はアップライトベースしか触っていなかったせいか、ベースギターの弾き方はおろか構え方までもきれいサッパリ忘れてしまっていて、これには自分でも呆れた。アップライトのおかげで握力、筋力はついているのでほとんど力を入れることなく弾けるのはいいんだけど、本番までに感覚を取り戻すようにしなくては!
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一昨日の火曜は「アップライトベースで」というオーダーがあったので、エレクトリックアップライトを持参。ジャズのセッションでは初めての現場投入となった。念のためバックアップとして普通のベースギターも用意していたんだけど出番はなく、アップライトだけを弾いた。
通常20〜30分で1ステージ、これを一晩で5〜6本やるわけだが、そろそろクロージングですよという頃合いを見計らったかのように新しいお客さんがお店に入ってくるので、結局1時間以上ぶっ通しで弾くこととなった。普通これだけバカスカ弾くと、弦をはじく右手の人差し指と中指の先に水膨れや血豆ができてしまうのだが、不思議なことになんともない。しかしお店がハネてウチに帰る頃には指先がヒリつき、両腕の筋肉がパンパンに張っていたのだった。
昨日の水曜日も「アップライトで」とのことで、ベースギターはどうせ使わないだろうと思い潔くアップライトだけを持参。ただ、指が痛かったので保護のために軍手をはめて弾くことにした(オレンジ色の軍手なので、ステージだと遠目には普通に手に見える)。軍手を付けると、音のアタックが若干丸くなるのと、押弦するポジションがわずかにズレるのには注意が必要だが、劇的に両手の苦痛が軽減してびっくりするぐらい滑らかにプレイすることができる。
しかし悲しいかなアップライト初心者の僕には長時間引き続けるだけの握力がまだ備わっておらず、特に右手の握力が途中で尽きてきてしまい、腕を振って無理矢理音を出すようにするしかなくなった。アップライトでは人差し指を弦に対して水平近くに当てて弾かなくてはならないのだが、これにはある程度以上の握力が必要なのだ。エレキベースのように弦に対して指を垂直に交差させて弾けば握力のなさをフォローできるのだが、軍手をしているとそのような弾き方では音が全然出ない。指が痛いだの言ってはいられないから曲間で軍手を外し、素手で弾くことにした。そしてそのまま、またもや1時間ほど弾き続けることに…。
慣れてくれば脱力もできるのだろうけど、なにしろ今はひたすらガンガン弾くしかない。それでも指先に水膨れも血豆もできることなく無事演奏を終えることができたのはまったく不思議だ。もちろん、ウチで練習するときとは比較にならないプレッシャーの中で弾くわけだから、否が応でも身体の効率的な使い方をしなくてはならず、そのような方向に自然と意識を持って行っていたのかもしれない。
面白いことに、弾き慣れたベースギターよりも慣れないアップライトを弾くときのほうが、落ち着いて周囲を良く見渡せていたのは、アップライトのネックが顔のすぐヨコにあったからだろうか。「涼しいカオで弾いてたから、もう慣れてきたんだよね。これからアップライトでよろしくね」と言われたのはメチャ意外だったけど、嬉しいような苦しいような。どうすりゃいいんだw
…とりあえず筋トレします。
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今週の土曜日は久々にウチのバンドでのライヴ。手が曲を忘れてしまっているので覚え直さなくてはならないし、JamManの踏んづけ方も忘れてたw
良かったのは、ミスの多かった曲を指使いを変えることによりミスなく弾けるようになったこと。いったん慣れた運指をあとから変更するのはなかなか難しいものだが、今回は1からやり直しだったため意外とスンナリできた。
最近やっている練習はスローテンポで弾くことで、BPM120の曲があったら半分のテンポに落として弾く。これはリズムが走りがちな僕にとって大変有効な練習で、音符の長さや表現に対して神経を集中させる良いトレーニングになる。焦らずひとつひとつの音符にじっくり取り組むのだ。
ここんとこAlleva-Coppoloに夢中だったけどLaklandの素晴らしさを見直す機会があり、本番当日はどちらを弾こうか考え中。
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